人材採用シーンにおけるマストツールとなったリクルート動画。
YouTubeで「採用動画」と検索すれば、本当に多種多様の動画を観ることができるようになった。
採用動画のクオリティは大きく上がった。
動画編集等のソフトウェアはスピーディになり、大きく進化。
ADOBE等のサブスクモデルで購入しやすい値段に加え、
チュートリアルもWEB検索すればいくらでもある。
動画クリエイターになれる環境自体が整い、
誰でも「やってみたい」の気持ちがあればスタートできるようになった。
そして、動画のコンテンツ数が爆増し、クリエイターの母数も増え、
競争力が大きく生まれたことで全体的なクオリティは大きく上がったと思う。
採用手法のパラダイムシフト
コロナによってリモートでの採用活動が余儀なくされたこの数年。
「ZOOM」や「GoogleMEET」でのオンライン説明会やWEB面接が活発化し、
その後、Instagram等SNSを活用したLIVE説明会なども活発化している。
様々なコンテンツによって企業の魅力発信をデジタル空間で行うのが主流となっている。
これまでの求人媒体に頼っていた採用手法が大きく変化し、企業の企画力が問われる時代。
魅力的な企業ブランディングによって集客する手法へと大きく変化したと思う。
企画力とエンタテイメントが重要
営業マンのドキュメンタリーや社員インタビューコンテンツが今もスタンダードではあるが、
更なる企画性(エンタテイメント)が求められている。
オープニング動画と言われる短尺のアタック映像は多種多様になり、
強いメッセージ性やストーリー性があるものが本当に増えた印象。
SNS時代において、企業の「面白さ」を競う時代にもなっている。
まさに採用エンタテイメントの時代に入っていると思う。
動画を作るだけでリッチに見えた時代が終わり、
より求職者の心をとらえる魅力的動画コンテンツを、
どこで、どんなやり方で見せていくかがカギとなっている。
採用動画は企画勝負のエンタテイメント時代に入ったのである。