今回は「Photoshop(Beta版)」搭載の画像生成AIを試してみました。
Adobe製品、ガンガンに「AI」でのクリエイティブをスタートし始めましたね。
▼AdobeのAIである「FireFly」を以前の記事でも紹介しました。
●日々アップデートされているので、常にチェックが必要です。
今回はPhotoshopのβ版に搭載されたAIをチェックしてみました。
「Photoshop(Beta)」をAdobeCCのアプリからインストールしてください。
Photoshop(Beta)を立ち上げます。
立ち上げた瞬間に、AIでできる画像イメージがHOW TO形式の動画でチェックできるので、
まずは見てくださいね。
「ジェネレーティブ塗りつぶし」…なんかヤバそうっていうのは分かると思います。
まずは左右の余白をAIで埋めてみよう。
「選択ツール」で余白を選択し、命令となるプロンプトを入れます。
※現時点では英語のみ対応。
「左の背景と同じにして!」→「Same background as on the left.」と命令。
メチャクチャ精度の高い塗りつぶしに成功しました。
同じように右側も「Same background as on the Right.」と命令。
こちらも問題なく成功。
星を描いてみよう。
選択範囲を作り、「美しい星を描いて!」→「Draw a beautiful star.」をプロパティ欄で入力。
おっと…星は現れましたがかなりPOP(笑)
トンマナは合っていませんが、なんかカワイイ感じに。
イルカを登場させてみよう。
選択範囲を作り、AIへの命令は「親子のイルカを水面に入れて!」
→「Put parent and child dolphins in the water.」をプロパティ欄に入力。
「ウォー」。かなり、おしい感じです!
イルカの背びれは泳いでいるかのように挿入されていますね。
山を噴火させたらどうなるか?
これまた選択範囲を作り、命令は「火山にして」。「Make it a volcano.」
おい、それは月だぞ。「なんか、かわいすぎ!」って思ったら、
「プロパティ」に「バリエーション」が…。
あるじゃない。火山が!!早速、選択して、挿入。
なかなか良い感じです。
▼AIでの完成合成画像はこちら。
AdobeのAI、初期段階でこのクオリティ。素晴らしいです。
これで、動画制作におけるクライアントへのイメージ提案が加速しますね。
ディレクターの構想を具現化し、絵コンテづくりの更なる進化。
クリエイティブの現場同様、AIにきちんと指示を出せる、動画ディレクターが重宝されますね。
楽しみで仕方ありません。
これからもAI編集ツールをドンドン紹介していきたいと思います。