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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2023年6月23日

ポートフォリオをどのように作っていくべきなのか

ポートフォリオ

ここ最近、弊社にもフリーランスの方々から多くのポートフォリオを頂く機会が多いです。

基本、協業や委託目的でご連絡頂く事が多く、
たまに求人応募でポートフォリオを送って頂く方もいらっしゃります。
ここ最近多く見るのが、フリーの方ですとYouTube動画制作代行のポートフォリオですね。

ポートフォリオのパターンとしてあるのが、「作品集」・「リール」だと思います。
この2つのパターンでみると「作品集」が多い気がします。
「リール」を作成してくる方は母数でいうと少ないです。

最初は実績がなく、どのように作成すればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
今回はポートフォリオをどのように作り、映像制作会社がどのような感じで見ているのかをお伝えしていきます。

■ポートフォリオの作り方

ポートフォリオというのは1種のコミュニケーションツールです。

自分のやってきた事。やりたい事。スキルやこだわりなど、
ポートフォリオを通じて伝える。

そして相手の事を考えて作成することですね。
映像制作会社には1日に何件もポートフォリオが届く中で、見る時間も限られてきます。
作品が並ぶ中で1つだけ見る。それも数十秒。というのもよくあります。

リール

このような面を考えると、まず「リール」は作成した方がいいですね。
リールというのは短尺の作品ダイジェストみたいな感じですね。
それを見れば、その人がどのような事をやってきたのか大体分かるので、
見る側からしても負担になりません。

尺は1分以内をオススメします。
そして作品ごとに「何を担当したのか」ぐらいは右下とかに記載してもいいかと思います。

作品集

「作品集」については、
1つ1つの動画の全編を見せます。基本的にリンクに飛ばして見る流れですね。
サムネイルなどがないもので、リンクだけだとほぼ見てもらえないので注意ですね。

作品集ですが、よく見るのが「実績」というページでサムネイルが並んでいるものですが、
見てもらえない場合が多いです。特にYouTube動画の制作実績は同じように見えてしまいます。

作品集で出す場合は別で文章を加えた方がいいですね。
企画の意図や目的と結果ですね。
「●●な課題の中で、●●な目的を達成するために、●●な動画を作成し、●●な結果になった」
ここを加えると、「見たい」という興味を惹きつけられると思います。

ただサムネイルが並んでいるだけだと、どれを見ていいのか分からない状態になります。
相手目線でポートフォリオを作成するのがポイントですね。

そこで、もう1つポイントになるのが見せる順番ですね。
上述したように、動画を全て見てもらえる事は少ないです。
なので、順番としては「相手が求めている動画」や「自分が推したい(やりたい)動画」を
見せていくべきですね。
見せる相手によってカスタマイズできたらベストです!

時には、「見せない」というのも選択するべきです。
結局何をやりたいのか分からなくなるからです。

■実績がない方

まずは実績づくりですね。
手段は色々あると思いますが、フリー素材などで制作するのはあまりオススメしないです。
画は良く見えるのですが、目的が分からないので、「ただオシャレな映像」に見えてしまいます。

クライアントを掴まえて自分で制作するのも良いですし、
コンテストなどに参加するのも良いと思います。
行動力も感じますし、コンテストは「テーマや課題」が提示されるので、
それに対する動画は立派な実績にもなります。

後は、頼まれていないけど勝手に作っていく戦法ですね。
SNSなどで駆け出しのモデルやアーティストにコミュニケーションとって、
動画を制作させてもらうなど。

最終的に一番大きいのが、やりたい気持ちに対してどれだけ行動しているか。
なので、手段は何でもいいと思います。

最初はポートフォリオを制作していくのは、大変だと思いますが、
今回の内容を参考に頑張ってみてください!

以上、ディレクターの中田でした。

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この記事を書いた人

Kensuke Nakada

KIZUNA JAPAN株式会社 CREATIVE DIRECTOR

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