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映像制作マガジン

KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2022年12月12日

【撮影】仕込みピンマイクの設置方法

ドラマやドキュメンタリーの撮影では撮影時にピンマイクを洋服の中に仕込みますね。
「ハイドマイク」と言われ、マイクが付いていないように見せる必要があります。
これまでの経験上、海外の映像制作会社と撮影協力する場合、
特にハイドマイクを好む傾向にあると思っています。

ピンマイクの洋服内の仕込み方を2種類紹介します。

ガムテープを使う方法

①ガムテープを使って、三角形の両面テープを折り返しながら作ります。
2つ作っておきましょう。

ガムテープ

②テープとテープでピンマイクをはさみます。

③洋服のガサ音防止のため、毛糸等を使って、ピンマイクを保護します。

ガムテープにピンマイク

※▼Tシャツの中仕込みレベルは左。洋服の重ね着によって「ガサ音」が発生しそうなときは右。

ガムテープにピンマイク

④洋服に付ければ完了です。

ピンマイク設置

この方法は従来のスタンダードなやり方ですが、ガムテープを引き離す際に、
非常に強力についているため、ピンマイクを外すのに一苦労します。
ハサミで切らないとどうしようもない状態もおきます。

汚くなったガムテープ

そこでもっと便利な簡単方法は、専用を使うことです。

ライコートの「Undercovers」を使う方法

①両面テープの片側を外し、ピンマイクを図のようにくっつけます。

ライコートにピンマイクをのせる

②上からガサ音防止のため、付属の毛糸を貼り付けます。

ピンマイク完成図

③そのまま洋服の中に貼り付け仕込み完成です。

ケーブルを引っ張った際に抜け落ちるのを防止するため、パーマセルテープなどで、下を軽く止めておきましょう。

洋服にセット

ライコートの「Undercover」は非常にスピーディで便利。
見た目も綺麗ですね。
しかし、従来の方法同様、ガサ音を完全にカバーできるかというと、完璧ではないです。
特にフリース等の生地が外側だとスレ音はやはり入ります。

上にかぶせる生地が本当に重要で、できる限り滑らかで
スルスルする毛糸生地を使うことが大切です。

何か最適な生地があれば、私たちにも是非シェアしてもらえれば幸いです。
私たちも探してみて、これ最強というのがあればシェアしていきます。

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この記事を書いた人

Keiichi Takase

KIZUNA JAPAN株式会社 代表兼クリエイティブディレクター。 趣味:サーフィン、キャンプ、ゴルフ

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