企業のリクルートシーンにおける採用動画や採用パンフ等では、
被写体の衣装等が綺麗な状態ではないケースは多々あると思います。
衣装さんがコーディネートしているわけではないので、色褪せ等は撮影時によく気になる事項です。
そんな時に非常に便利なのが「レベル補正」です。
PhotoshopやAfterEffects等にインストールされているカラー補正系のエフェクトですね。
これを使えば、靴やスーツに輝きを与え、引きしまった絵にすることが可能です。
採用パンフ等でラグジュアリーに被写体を見せたいときに私も良く使います。
レベル補正とは
画像の明るい箇所(ハイライト)、暗い箇所(シャドー)、中間の色を調整する機能。
※レベル補正の考え方や詳細は様々なTIPSが検索すれば出てくるので、是非調べてみてください。
本記事ではサクッと、ビジネスマンをラグジュアリーに見せる設定方法を紹介します。
作業は簡単シンプル。
①レイヤー下のアイコンからレベル補正を挿入します。
②「▲」暗部(一番左のスライダー)を右にスライドし、「▲」真ん中の中間のスライダーを少し左にする。
これは暗い部分をしっかり暗くし、中間となる色を明るくすることで、明暗をはっきりさせ、
黒い色をひきしめ輝かせるイメージです。
靴についた小さな汚れを飛ばすことができたり、黒やネイビーの靴やスーツがパキッとして、
非常に高級感を生み出すことができます。
やり過ぎるとポスター風になり過ぎるので、軽くやるのがポイントです。
この調整によって、いっきにスーツや靴が高そうに見えませんか?
靴磨きをしたかのような、輝く艶感を演出することが可能です。
オシャレは足元から。
是非、イケてるビジネスマンに見えるように、自社の社員写真や動画をカラー補正してみてください。