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映像制作マガジン

KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2022年7月11日

【続】Vimeoでインタラクティブ動画ができる。

Vimeoでインタラクティブ動画を。

先日、インタラクティブ動画がVimeoに対応し、
これから動画を活用したEコマースがもっと盛り上がるという記事を書きました。

▼過去の記事はこちら
https://www.kizunajapan.jp/wp/2022/06/20/vimeo_interactive_movie/

インタラクティブ動画では、ユーザーが映像に対して、
クリックアクションを行うことで、商品WEBに飛ばしたり、商品の解説を入れたり、
映像のストーリーを途中選択させることで一人ひとりに別のストーリーを展開することもできる。

Vimeoさんとミーティング

その数日後、偶然にもVimeoさんからご連絡をいただき、
シンガポールと日本をZOOMでつなぎ、WEBミーティングを実施。
弊社としても、現状の導入課題等をお伝えし、有意義なミーティングとなりました。

世界ではすでにスタートしている。

非常に注目すべきこととして、アパレルを中心に、
世界的なメーカーが既にインタラクティブ動画を活用し始めているのです。

▼インタラクティブ動画の事例はこちらで視聴が可能です。

【WIREWAX】
インタラクティブ動画のプラットフォームを開発し、
現在、Vimeoグループとなっている会社です。
https://www.wirewax.com/

WEBをご覧いただければ分かる通り、グローバルブランドがスタートし始めています。

通常の動画に比べ、高いコンバージョンを記録。

●動画を観て商品購入等アクションをしたユーザー:約1%。
●インタラクティブ動画を観てアクションを起こしたユーザー:約11%

というデータが出ています。
つまり、通常動画の約10倍の訴求効果があるというわけです。

現状の課題①「高価格帯」であること。

現在、Vimeoにてインタラクティブ動画を使用するには
エンタープライズのみの契約となっており、価格帯は年間で約15,000$程度かと思われます。
(※個別に営業担当に連絡し、価格を伺う形です。)
https://vimeo.com/jp/enterprise
つまり、日本円に換算すると、為替レートを135円程度で計算すると約200万円になります。
当然、これだけ大きな予算ですと、現状は大手企業向けのプロモーションが中心となり、
なかなか簡単にチャレンジできるものではありません。

vimeo_enterprise

広告代理店などがVimeoのプラットフォームを年間契約し、
複数社のクライアントにその場を提供する方がイメージが湧きやすい金額でしょう。

ここはインタラクティブ動画の普及のためにも、
Vimeoさんに頑張っていただき、廉価での新プランをお願いしたいものです。

現状の課題②「WEB埋め込み型」がベースになる。

広告プラットフォームを持たないVimeoではインタラクティブ動画をプロモーションする際、
WEBへ動画を埋め込み、埋め込まれたページをWEB広告に出稿する形がベースとなります。
つまり、インタラクティブ動画単体でSNSで広告を打ちたいというニーズには対応できていません。

今後はYouTubeも参入してくるのは時間の問題かと思います。
動画広告を配信する際に、インタラクティブ性を持たせることができれば
やらない理由はなくなるので、いっきに拡がるでしょう。

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この記事を書いた人

Keiichi Takase

KIZUNA JAPAN株式会社 代表兼クリエイティブディレクター。 趣味:サーフィン、キャンプ、ゴルフ

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