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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2021年10月11日

コロナで変わった採用映像制作

コロナで変化した採用映像制作

2021年10月11日現在。
コロナの新規感染者は連日、非常に大きな減少傾向となっています。
9/30の緊急事態宣言解除をもって、撮影を伴う案件が急速に動き出した印象です。
そもそも、企業映像の中でも採用映像等はクライアントオフィスでの撮影が主となるため、
オフィス自体が第3者の入室NGであったり、リモートワークによりスタッフが出社できないという状況が続き、
撮影が困難という現場が多発していました。

状況は確実に回復方向に向かっていますが、採用映像にしても、
コロナ前と同じに戻るとは考えづらいです。

採用動画の変化。【人気が上がった動画】

ティザー映像
オンライン説明会で冒頭に使用するためのオープニング、ティザー映像等は人気です。
オンライン説明会をリッチに魅せることができるので、差別化の意味でも非常に重要なツールとなりました。

●説明会プレゼン映像
コロナ当初は、一番人気のコンテンツでした。
担当者がパワポ・スライドを使いながら、説明会と同じプレゼンを行う。
しかし、アーカイブ動画はどうしてもリアルタイムには勝てない。
双方向を視聴者が感じないため、一方通行になりがちです。
一番良いのは、オンライン説明会をリアルタイムで行いつつ、
いつでも観れるようにアーカイブ動画もYouTubeにアップしておくのが親切でしょう。

【使用シーンが変わった動画】

●社員インタビュー
オンライン説明会で放映するというよりは、YouTube等へのUP。
そして、採用WEBへの掲載、求職者へDMで動画URL送付というパターンがスタンダードになってきています。
企業規模に関わらず、在籍人材が非常に流動的(退職者発生等)なので、複数名が登場する動画よりも
1名1名コンテンツを分ける形が人気となっています。
退職者が発生した場合、サイトから対象動画をCUTするだけなので、運用がしやすいといった形です。

【人気が下がった動画】

●座談会映像
社風を伝達訴求できる採用映像の定番でしたが、集団での撮影のため、リスクも大きく、
非常に提案しづらいコンテンツとなりました。
マスクを外して複数人が同じ空間で収録1時間程度しゃべり続けるというのはやはりリスキーです。
もちろん、パーテーション等の対策、透明マスクの着用等、ケアできることはありますが、
そこまでするなら、ZOOMで収録した座談会を編集した方が良いかもと多くの担当者が感じたのではないでしょうか。
カッコいいといったブランディングよりも、雰囲気重視なのが座談会だからです。

●ドキュメンタリー映像
仕事内容がイメージしやすかったドキュメンタリー映像。
しかし、仕事の流れ(ヒアリング、提案、受注、制作、納品…etc)といった
一連を追わなければ成立しないものも多く、どうしても長尺になりやすいコンテンツのため、
オンラインにはあまり向かないものとなりました。

短尺動画が主流に。

リアルでは長尺の採用映像が企業から重宝されてきた中、
オンライン説明会によって、いっきに短尺が主流になってきている印象です。

オンラインは視聴者が飽きないように、リアル以上に演出が必要です。
時間設計を短く、様々なコンテンツをドンドン展開した方が魅力的で先進性を感じてもらえるでしょう。

今後はリアルタイムでの動画体験が更に加速するでしょう。
ZOOM等のオンラインミーティングツールに加え、Insta LIVE、YouTube LIVE等、
クローズ環境からどんどんオープンな説明会になっていくと思われます。

採用エンターテイメントの時代がすぐそこまできています。
パワポをオンラインでただ説明するだけでは、目新しさは全くなく、正直弱いです。
求職者側の立場を考えた設計が重要です。

ドンドン質問を受け付け、アンケートを取り、あらゆるコンテンツを視聴者に観てもらう。
オンライン説明会は更にパワーアップするでしょう。

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この記事を書いた人

Keiichi Takase

KIZUNA JAPAN株式会社 代表兼クリエイティブディレクター。 趣味:サーフィン、キャンプ、ゴルフ

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