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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2020年1月7日

【AE】液体容器の作り方【チュートリアル】

アクアボール

あけましておめでとうございます。

本年もafter effectsのチュートリアルからスタートです!

さて、今回は液体の表現をイラストでやってみましょう。

最終的にこんな風なものを作りたいと思います。

ae_aqua_ball_01

元の素材はイラストレーターで描いていきます。

分かりやすいようにレイヤーの構造を3Dにして書いてみました。

ae_aqua_ball_02

では、考え方です。

まずは、液体が波打っているようなアニメーションを制作したいのですが、

マスクで制作しようとすると一つずつキーフレームを打たなければならず、

とても面倒です。

そこで、床屋のサインポールを意識してみましょう。

ae_aqua_ball_02

サインポールは下から上に進んでいるように見えますが、実際はらせん状に描かれた線が回転しているだけです。

つまり、液体のレイヤーが延々と右から左に動き続けることができれば波打って見えるようになります。

そこで、液体のレイヤーをプリコンポジションして、

エフェクト→スタイライズ→モーションタイルで左右に複製。

プリコンポジションの位置をずらします。

すると床屋のサインポールと同じ状態になるので、揺らめく水ができました。

これをマスクのレイヤーをトラックマットにすることで、ボールの形に切り抜きます。

ae_aqua_ball_cmp

あとはハイライトの透明度をいじって、それらしく見せてあげれば、

アクアボールの完成です。

いかがでしたでしょうか。こうした簡単なアニメーションは近年よくWEBサイトのキャッチとして用いられることもあるので、

覚えていて損はないですね。

以上、前澤でした。

今年もよろしくお願いいたします!

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この記事を書いた人

前澤 嶺太

2017年入社 クリエイティブディレクター リーダー KIZUNA JAPANでは主にCGやグラフィックを担当。 動画大好きなYoutube中毒者。目指すはデジタル魔法使い!

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