アフターエフェクトには様々なエフェクトがあります。組み合わせによって広がる無限の可能性は触る人を常にワクワクさせてくれますね。
しかし、そんな無限の組み合わせの中で埋もれてしまうエフェクトも多々あります。
本日は、そんな生まれてしまったであろうエフェクト「CC split」をご紹介します。
このCC split、どんなエフェクトかと言うと、a点、b点を設定。ab間の直線で画像に切れ目を入れ無理やりディストーションさせるというもの。
つまり、aとbを繋いだ直線を口に変えるというものです。
まずはチュートリアルをしながら解説していきます。
まずは、素材準備。
今回はテキトーにバナナと目の画像を用意しました。
バナナのように実際アニメーションさせるレイヤーは、なるべくドキュメントサイズで読み込むのが吉です。
![AE_split_01](https://www.cyber-promote-movie.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/01-1.png)
口の中になる赤を作ります。レイヤーを複製して、カラー補正。
![AE_split_02](https://www.cyber-promote-movie.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/02.png)
そして上のバナナレイヤーにCC splitを適用
サラッとバナナに口ができてしまいました。
![AE_split_03](https://www.cyber-promote-movie.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/03.png)
いかがでしたでしょうか。
そうなんです。このエフェクト、ものすごく地味なんです!
もう使いどころ!使いどころがねぇ!
ちなみに「CC split2」は下だけ曲げる、上だけ曲げるが可能です。
だから何だよ?!と。
![AE_split_04](https://www.cyber-promote-movie.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-31-1.png)
![AE_split_05](https://www.cyber-promote-movie.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-31-3.png)
短いシーンでしたらフックに使うこともできそうですが、本当はVtuberの映像のように使っていけたら面白いですよね。。。
でもその場合は、音声に合わせてスイッチのオンオフをして、オンの時にsplitの数値がウィグルするような形を作らなければならない。。。
はい。live2Dで十分ですね。
以上、前澤でした。