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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2021年6月7日

映像制作のワークフロウは?

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映像制作のワークフロウはどのようになっているのか?

映像制作の仕事の流れですが、未経験の求人応募の方やクライアントさんにはイメージが湧かないかと思います。
そこで、映像制作会社で動画がどのような工程で作られているのか紹介します。
ちなみに本日、映像制作の流れをYouTubeにもUPしたので、字がメンドクサイという人は▼こちらをご覧ください。

①営業(ヒアリング~企画提案)

営業ヒアリング

【ヒアリング】
まずは、クライアントの課題、要望を徹底的にヒアリングします。
映像制作の目的であったり、ターゲットであったり、クリエイティブに必要な要素を確認します。
基本、目的のない感覚動画を広告として制作することはありません。

【提案】
ヒアリング事項をベースに企画を作成し、商談にて提案を行います。
競合との数社コンペになることもあれば、指名発注もあります。
提案が数回に及ぶこともあれば、1発OKということもあります。
通常、この提案では、営業担当とディレクターが力を合わせ、プレゼンを行っていくという形です。
OKがでれば、タレントの手配、撮影スタジオの手配、美術等、撮影前の様々な準備を行います。

タレントのアサイン金額は数万円~数十万~数千万の方もいます。
一般的な企業系WEB動画のタレントアサインは5万円~15万円前後の方が多いかと思います。
契約形態も様々。
【買取】
使用期間を定めず、契約できるが、人気の方は他競合等のPR動画にも出ているケースも多々あり。
著名な方の買取契約は、基本ないと思っていただいて良いと思います。

【期間契約】
使用期間は限られるが、知名度のあるタレントを起用できたり、
期間中、競合への出演等バッティングがないように契約したりもできる。

様々な交渉を経て、予算を考えながら、こうした上流工程を行っていきます。

②撮影

撮影

ディレクター・監督指揮のもと、撮影を行います。
TVCM等とは異なり、企業系WEB動画の撮影は予算面においても、
クライアントオフィスにて撮影するケースが非常に多く、ロケハン無しでの撮影も多いかと思います
※ロケハン…事前に撮影現場の各種確認を行うこと。
皆さんが仕事をバキバキしている横で、撮影をするといったLIVE感ある撮影現場も多いかと思います。

③編集

撮影素材を元に、編集ソフトを使用しながら、映像を作り上げていきます。
グラフィックが必要であればCG等も使いながら、仕上げていきます。
※編集とCGの違いを簡単にお伝えすると、映像の基本的なカット、つなぎ等は編集ソフトで行い、
映像の切り替わり箇所に効果を入れたり、LOGOをアニメーションしたり、イラスト図解を動かしたりする作業はCGとなります。

クライアントが完成をイメージしやすいように、ナレーションを仮でディレクター等が入れるケースも多々あります。
この段階でクライアントへの提出作業を行い、修正、ブラッシュアップを何回か重ねていきます。

④MA(マルチオーディオ)

ナレーションを挿入したり、音声を整えたり、現場音のノイズをカットしたり、SEを入れたり
BGMの音調整を行います。
最終的にミックスダウンという作業があり、全体の音の音量、音質等のバランス調整も行います。

⑤納品

WEB動画であれば「MP4データ」での納品が現在の主流。
弊社案件の9割がMP4納品です。
CM等ではXDCAM等が主流で、オンライン化も進んでいます。

広告代理店と言われる会社の多くが、上流工程(①営業~②企画)が中心。
制作会社と言われる会社の多くが、③撮影以降の実制作が中心。

現在は上流、下流の垣根がドンドンなくなってきている時代です。
マルチクリエイティブという考え方も流行っており、分業制を中心としていた動画制作が、
それぞれの工程の垣根を超えて、ワンストップで制作
するケースも非常に多いです。

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この記事を書いた人

Keiichi Takase

KIZUNA JAPAN株式会社 代表兼クリエイティブディレクター。 趣味:サーフィン、キャンプ、ゴルフ

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