YoutubeやSNSが台頭し、世間では動画のパワーが注目されることになりました。
Youtuberのエンタメ動画、料理・コスメの早回し、SNSのニュースメディア。
さまざまなコンテンツが生み出される度に、動画の世界は常にパワーアップし、アップデートされ続けています。
さて、これだけ「動画」が流行っていれば、皆周知の事実として、動画にはコンテンツとしてのパワーがあると認識しています。
が、それをまだ「動画」に触れた時間が短い人に伝える場合、どうすればいいでしょう。
先日の記事でも、主なメディアの利用時間について触れましたが、僕たち10代、20代の若い世代は、
YOUTUBEやSNSを通して様々なメディアに触れ、「動画」は生活に密接に関わっています。
しかし、仮に60代の方々と比べればその時間差は実に4倍。
これがどれだけの差かは火を見るより明らかです。
そこで僕たちが営業トークに使っているのは、動画の持つパワーを数値化したものです。
例えば、
■動画情報を文字情報に換算すると約180万単語に相当するんです。
■1分間の動画はWEBページ3600ページ分の情報量に匹敵します。
■動画広告はバナー広告よりCTRが約2.2倍高いです。
等など。
実はこれにはある法則が絡んでいます。
「メラビアンの法則」というものです。
これを説いたアルバート・メラビアンはアメリカ合衆国の心理学者。
別名「3Vの法則」とも呼ばれていて、
言語情報=Verbal
聴覚情報=Vocal
視覚情報=Visual
の頭文字をとっています。
著書の中には明確な定義づけや条件等々がありますが、
簡単に言えば、あるメッセージに対して、視聴者の行動に影響を及ぼす割合は、
話の内容などの言語情報が7%
口調や話の早さなどの聴覚情報が38%
見た目などの視覚情報が55%
の割合になるという法則です。
さて、ここで普通の文章と動画とで情報量を比べてみましょう。
普通の文章は言語情報のみ。
対して動画には、
テロップなどの言語情報、
ナレーションなどの聴覚情報、
映像としての視覚情報
全てが入っています。
情報に圧倒的な差が生まれますね。
動画は1~3分程度の短い時間の中に圧倒的な情報量を詰め込みます。
動画の持つパワーは感覚的なものだけではなくなってきているのです。
以上、ディレクターの前澤でした。