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映像制作マガジン

KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2023年5月19日

企業動画でよく使われるナレーションのポイント!

ナレーションのポイント

「ナレーション」というのは、動画ではよく使用されますね。
特に企業動画は「音声」を挿入する動画がとても多いです。
その中でもクオリティが一気に上がるのが「ナレーション」です。

「ナレーション」自体がテレビで慣れている部分もあり、日本人には馴染みがあるものにもなります。
では「ナレーション」を入れる際のポイントは何なのか。
「メリット」「原稿の作り方」「動画向けにはどのようにするべきか」
ここを抑えていきます。

■「ナレーション」のメリット

ナレーションのメリット

ナレーションを動画に入れるか入れないか。
ここで迷う方も多いのではないでしょうか。
ナレーションなしでも動画を成立させることはできます。
この判断をする為にも、ナレーションの「メリット」を抑えていきましょう。

●動画の情報量を倍増させることができる

動画というものは、短時間でより多くの情報を提供できるメリットがあります。
映像や画像やテロップやBGMや効果音を使用し視聴者の「視覚」「聴覚」へ
多くの情報を与える事ができます。

ナレーションは、「聴覚」への情報を倍増させることができるようになります。
人の音声によって動画の視聴率が上がる事もデータとして公表されています。
※引用https://infinity-agent.co.jp/lab/youtube-narration/

ここでのポイントは目からの情報(映像)と耳からの情報(音)を合わせる事で、
より分かりやすい情報を提供することができます。
情報がありすぎても、ターゲットや内容によっては逆効果になる場合があるので、
注意ポイントですね。

「誰に」伝えて。
消費者なのか。※その中でも更に細かくセグメント
企業なのか。※業界等

「目的」が何なのか。
プロモーションなのか。※認知
ブランディングなのか。※ファン化
紹介動画※営業

ここをベースにナレーションをいれるかの判断をしましょう。

●多言語展開できる

外資系の企業やメーカー企業などは、
動画のターゲットが日本の場合やグローバル展開する場合があると思います。
その際に動画の中身は変えずナレーションのみ差し替えることで、
違うフィールドへも動画を展開していく事が可能になります。

●視聴者への価値提供

ナレーションによって動画+音声となり、「詳細な情報」を提供できます。
また、見る側の視聴者に対して共感を生むための「情緒的価値」もつくることができます。
これはブランディング動画の要素で使用される事が多く、共感を得てファン化に繋げることができます。

■原稿の作り方

ナレーション原稿を作る際に間違いがちなのが、文面で読む文章にしてしまうことです。
実際はその文章が音声としてナレーションになる為、音声だけで理解できる様にしましょう。
原稿制作の際はポイントがいくつかあります。

➀文章はシンプルに

ナレーションは「シンプル」を重視しましょう。
多くの内容を伝えたいがあまり、情報を詰め込んでしまいますが、
逆に理解しづらいものになります。

なので、できるだけ1文1文を短くすること。
そして「。」で区切るようにしましょう。
短い文章で主語述語を意識する必要があります。
そして難しい言葉や回りくどい伝え方はやめましょう。

音声だけなので、1つの言葉で同じような意味をもつような言葉は、
簡単な表現に変える事もおすすめします。
原稿は抽象的にせず、かつ短文でシンプルにすることを意識すると良いですね。

➁第3者に読み上げてもらう

自分自身が作った原稿だと、どうしても気づけない部分もあります。
他の人に読んでもらう事で、違和感のある部分も発見できるようになります。
人によっては読み方や癖も違ったりするので、複数に読んでもらう事も良いと思います。

③映像と重なる情報を与えない

ナレーション原稿には映像から得られる情報をそのまま伝える必要はないです。
実況をしない。というイメージです。
ナレーションというのは補足的なものであり、映像の説明をそのままするというよりかは、
その状況を表現する言い回しで、映像とマッチすればクオリティが向上します。

ナレーションを入れる時には気にすべき点は多くあります。
情報をいれすぎない。説明しすぎない。シンプルに。など、
細かく調整していくことで、高品質な動画に創り上げることができます。
今回説明した事を活かして、ナレーションを使用した高品質な動画を創り上げましょう!

以上、ディレクターの中田でした。

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この記事を書いた人

Kensuke Nakada

KIZUNA JAPAN株式会社 CREATIVE DIRECTOR

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