Googleの新しいサービス「BARD」が2023年4月19日に試験版としてローンチされました。
先日、弊社スタッフが記事にした話題のAI「ChatGPT」に対抗するような、対話型のAIです。
「BARD」は詩人の意のようです。ポエトリーなAIということでしょうか…(笑)
ネーミングは愛らしく、親しみが持てます。
▼ChatGPTの使い方解説はこちら。
そのそも、Microsoftが「ChatGPT」のOpenAI社に投資しており、
すでに検索エンジンのBingで実装されていることから、
「Google vs Microsoft」の構図になっている模様です。
早速、「BARD」アクセス。
まずはUIが非常にシンプルで見やすい。
Googleアカウントで連携しているので、アクセスしてすぐに使えるのもスピーディです。
UIがかなりChatGPTと似ています。というかほぼ同じです。
早速、一つ目の質問をしてみました。
「BardとChatGPTの違いについて教えて。」
回答TEXTの出方はChatGPTが「カタカタ打たれたようなアニメーション」が
実装されているのに対して、「Bard」は一発でドンと出ます。
やはり視覚的に会話している感は「ChatGPT」の方があります。
答えは以下の画像の通りです。
Bard は創造的なテキスト形式の生成に重点を置いていますが、
ChatGPTはより汎用的で、さまざまな言語関連のタスクを実行できるとのことです。
少し曖昧な回答が返ってきた印象です。
続いて、ChatGPTにも同じ質問をしてみました。
なんとなく、会話調で具体的です。
つまり、分かりやすい。
どちらが優秀なのか聞いてみました。
「BardとChatGptのどちらが優秀ですか?」
答えは以下です。
▼Bardの画面
▼ChatGPTの画面
専門的な分野は「Bard」が得意。
トーク形式で分かりやすい回答が「ChatGPT」ということでしょうか…。
単純に回答の分かりやすさ(文章の優しさ)は「ChatGPT」の方が上だと思いました。
もう少し様々な回答の検証が必要ですが…。
いずれにしても、ユーザーは使いやすく、分かりやすく、
エビデンスにもとづいた正確な回答を導いてくれるサービスを最終的に選ぶと思っています。
いかに専門用語を排除し、直感的にスピーディに理解できるかは非常に重要な要素です。
今後は両サービスの違い、差別化がもっともっと明確に出てくるでしょう。
Bardが試験版から本番に変わった時、どんな回答が返ってくるのか⁉
本当に楽しみですね。