Phottixの最新照明「Nuada R3Ⅱ」を導入しました。
LED照明は電球のタングステンと比べると、光量が小さい印象で、これまで、弊社ではタングステンライトを中心に映像撮影を行ってきました。太陽の光が全ての手本であり、それを超える照明は存在しないというのが持論です。
こちらの照明、なんと丸形。LED照明は四角形が多く、丸形は珍しい。小さい太陽にできるんじゃないかとワクワクしました。
そして開封
ケース付きで、持った感触としては薄くて良い。出し入れもしやすく、スピーディな現場で威力を発揮すること間違いなし。というのが最初の印象でした。サイズも3種類ありますが、R3が一番現場ユースかなと…。これ以上でかいと、手持ちで現場にサクッと持っていくのはきついかもです。逆に小さいと、光の広がりをコントロールするのがむずいし、光量不足な現場もかなりあるかと思います。
早速、照明点灯
今のLED照明では当たり前の機能ですが、タングステン照明から乗り換えた弊社としてはありがたい機能。
●光量調整が1%~100%まで細かく設定できる。
●光の色温度が自由に設定できる。(3200k~5600k)
アンバー(黄色)からクール(ブルーホワイト)まで回転ボタン一つで簡単に設定ができる。そしてリモコンもついているので、現場での調整スピードが上がります。太陽光に少し近づく発色と購入前に聞いていましたが、発色も細かく綺麗な印象でした。光量もそれなりにしっかり取れて、光の広がりもOKな印象でした。
形状的にスタンドを使用しないで、床にそのまま置くことも可能。足元だけ照らしたい等の演出には最高かもしれません。
照明自体の重量はそれなりにある。
そこそこ重量があるので、照明スタンドはそれなりに安定感があるものが望ましいです。耐荷重的にはマンフロットのミドルクラスでOKとのことでしたが、やはり不安定な印象。おそらく軽い衝撃で倒れます。
センチュリースタンドはちょっと重さ的にコンパクトな現場では持ち運びが大変。砂袋をいちいち持ち運べない。
そんな人はやはり、専用スタンドの購入をオススメします。
照明はコンパクトな現場の場合、機動力が重要です。動かしやすさ、簡単なセッティングフローがとても大切。
現場のスピード化をはかり、更に環境にもやさしい。
あらゆるシーンで活躍しそうな照明です。