今回は、オウンドメディアの方向性について語っていこうと思います。
前回は、オウンドメディアって何?という話をしました。
最初からご覧になりたい方は、上記をクリックしてみてください。
一口にメディアと言いましても、制作をしてなんでも載せれば良いってものではありません。
映像のメディアにするのか、文章にするのか、写真にするのか。
いずれも誰かが作るということになりますと、社内で制作するのか、外注するのか。一番大きな検討となるのは恐らく映像制作ということになると思われます。
まず、伝えたい内容によって、文章・写真・動画と、どれを適用するかは変わってきます
会社のちょっとしたニュースリリースだけなら文章かもしれませんし、商品のリリースなら写真や動画かもしれません。または、会社の取り組みや、いわゆる”企業の社会的責任”をアピールするなら動画が一番共感を生みます。
メディアの形態や、発信内容によって考える必要があるでしょう。
弊社は映像制作会社ですので、今回は映像のメディアを作る場合の『はじめ方』をご案内いたします。
①目的を考える
なぜ、この映像を発信したいのか、この目的を考える必要があります。
会社の活動をアピールすることで、何を得たいのか、ということですね。
映像だけでなく、何をするにもお金はかかってきます。社内にリソースがあったとしても、人が動くということは人件費がかかってきますので、『目的』は必ず必要ですよね。
例えば、将来的に顧客となりうる層からの問い合わせを増やす!とか。
新しい技術を見つけ、社内の技術力向上を目指す!とか。
社内に実績を作っていく!とか。
SEO対策で検索上位に表示させる!とか。
ちなみにWordPressは、SEOの評価的に何点なのか、どのようにすればSEO的に有効なのかを教えてくれたりするので、便利です。
これらをやることによって、営業活動に役立てる!みたいな感じですね。
②どうやって運用していくかを考える
もちろん、オウンドメディアは自分だけのものではありません。作ったからには、有期的なものでも、止めるわけにはいきませんから、どのようなリソースを用いていくのか。
映像制作で言えば、映像を作るための機材をどうするか、その機材は誰が使うのか、もしくは映像制作会社へ発注するのか。
まずはそこからですよね。
制作者が決まってしまえば、どうやって回していくかですよね。
映像にしても作るだけでは意味がありません。見てもらうためには、どうしたらいいのか。Web広告に出して、認知拡大から行うのか、インフルエンサーを起用して拡散してもらうなど、やりようは様々です。
例えば、将来的には自社のプラットフォームに集客したくても、知名度がない状態で運用すると赤字のままですから、YouTubeを用いて動画の倉庫としておき、TwitterやFacebookなどで拡散を図るなど。
具体的な運用方法と、その予算を考えておくことによって、
- いつまでに
- いくら使って
- どれくらい視聴してもらうのか
というところが見えてきて、本来の目的に近づけていくことができます。
さて、長くなってきましたので、今日はこの辺で。
次回は、運用に係るスケジュールや費用感の考え方を書きます。
以上、皆さんご存知、あの安部でございました!