さて、昨日に引き続き、波紋風エフェクトのもう一つの方法をご紹介します。
昨日はシェイプレイヤーと線幅を使っての方法を紹介しました。
今回は、その波紋エフェクトの問題点。
・円のスケール値によって線幅に穴ができてしまう。
・線幅が大きくなりすぎてイーズのかかり方が変になる。
・線幅の工程に行くまで最終的な大きさが決まらない。
の3つの方法を解決していきたいと思います。
まずは、シェイプレイヤーで円を作成します。
円を描き始めてから、左ホールドをしたまま、
ctrl+shift+altで綺麗な正円が書きやすくなります。
円が書けたら、線を無し。塗りを好きな色で設定。
そこに、円をダブルクリックして円形のマスクを作ります。
境界のぼかしは0の状態で、境界の拡張をずらします。
するとだんだん円が小さくなってくるのが分かります。
円が完全に小さくなっていなくなったらキーフレーム。
円がなくなった数字→0でキーフレームを打つと、
円がだんだんと大きくなるアニメーションが完成しました。
このマスクをctrl+Dで複製。
モードを「減算」にします。
そして減算にしたマスクのキーフレームを
5~10f程後ろにずらしてください。
すると、波紋風のアニメーションが完成します。
あとはすべての動きにイーズを付ければアニメーションが完成です。
スケール等で少しレイヤー自体を動かしてあげても、使えますね。
いかがでしたでしょうか。マスクを使うことで、
とてもスムーズなフローになった波紋エフェクト。
ぜひお試しください!
以上、前澤でした。