最近、インフォグラフィックスでもCGテロップでも、
文字をパーツごとに分けて、別々の位置からアニメーションさせる表現が流行しています。
1文字ごとのアニメーションに関しては、アフターエフェクトのアニメーターが最も得意とするところですが、
最近はアニメーターやアニメーションテンプレートを使えばできる表現がCM等の現場では少なくなってきている印象があります。
パーツごとに分ける、線と塗りで分ける、それらを組み合わせて一つのアニメーションを作ります。
さて、アフターエフェクト上でパーツごとにアニメーションをするとき、
イラストレーターからアウトライン化したデータをもってきても良いのですが、
アフターエフェクトにも便利な機能があるので、お伝えしたいと思います。
まずはテキストを作成します。
適当に文字を打って、フォントや大きさ、配置を整えます。
イラストレーターで言うところのアウトライン化をすることになるので、
ここはしっかりと決め込みます。
整ったら、
テキストレイヤー右クリック→作成→テキストからシェイプレイヤー
or →テキストからマスク
をクリックします。
その名の通りテキストレイヤーをアウトライン化し、シェイプレイヤーもしくはマスクに変換するというものです。
こうすると、イラストレイヤー上でレイヤー分けをする必要がありませんので、
データ量の削減にもなり便利ですね。
ただ、アウトライン化をしてしまうことで、文字が固定されてしまいます。
修正などが入りやすい案件では気を付けないといけないですね。
以上、ディレクターの前澤でした!