撮影といっても、そのやり方は十人十色。
それぞれの手法があるわけですが、
私が撮影に臨むときに心がけるポイントをいくつか紹介します。
・編集段階での処理をなるべく少なく出来るように
よくやるパターンとして、編集段階で拡大する可能性があるから、4Kで引き目で撮っておく。とか。
私はあまりやりたくないですね。
できれば、色決めも全部撮影までに終わらせたい派です。
Logで撮ってしまえば、カラーコレクションで操作できる色の幅が広く、色決めに関わる自由度はあがります。
しかし私は、この辺りを現場でやってしまいたいところですね。
Logを使わずに、照明とホワイトバランスでやってみたい所です。
対クライアント用の映像だと、この辺りは変わってきます。監督は自分でなくお客様なので、保険はかけておくようにします。
被写体が男性なら顔に陰影をつけたいので、斜めから照明は当てたりとか、
女性ならカポック等を使って、顔全体に当たる光量を底上げしたりとか。
これだけ言っていても、音声だけは現場でなんとかしない方がいいです。
自主制作で感じたところですが、一度痛い目を見ました。
エアー音、雑音がめっちゃ入ります。
ここは後から処理した方がいいですね。
ただまぁ、それ以外は現場でなんとかできるのかなと。
私はできるだけ、エフェクトを使いたくないです。
フェードくらいでしょうか。
心がけとしては、『削る』ですね。
はい。
以上、皆さんご存知、あの安部でございました。