お疲れ様です。
皆さんご存知、あの安部でございます。
皆さん、『ダイナミックレンジ』という言葉を聞いたことはありますか?
そうです。食べ物や飲み物を温める家電ではありません。
ちょっと難しい話になるかもですね。
ダイナミックレンジとは、
画の中で表現できる明るさの幅の事を言います。
例えば野外で写真を撮った時。
はい、チーズ!って写真を撮ったならば、
人の顔はくっきり明るく撮れたのに、
背景が白っぽく飛んでしまったり、建物が真っ暗につぶれてしまったりしてませんか?
この現象は、“白飛び”とか“黒つぶれ”とか言ったりしますが、
ダイナミックレンジが狭いと発生します。
ダイナミックレンジが広ければ広いほど、
これが軽減されるワケですね。
iPhoneをお持ちの方、是非お試しいただきたいのですが、
iPhoneには『HDR』を撮影できる設定があります。
これを使って、比較をしていただくとその違いに判ると思います。
HDRとは『ハイダイナミックレンジ』の略で、
ダイナミックレンジの幅が広いことを言い、
iPhoneで撮影したそれは明るい所を少し抑え、暗い所は少し明るめに写っているハズです。
そして、これがこれがあることによって、
映像や写真も綺麗に見えるよね、と皆さん思うわけであります。
『解像度』という言葉があります。
映像を構成するドットを『ピクセル』と呼びますが、
これが横に1920個、縦に1080個あることをFullHDと呼んだりとか、4Kとか。
聞いたことがあること方、沢山いるのではないかと思いますが、
これの数値を大きくすることによって、
映像を滑らかに、きれいに表現できます。
そこに、さらに『明るさ』の情報として、
『HDR』が入るわけですね。
より人の目に近い世界を演出できる機能なのです。
人の目は明るさに強いといわれています。
しかし色に弱いとか。
カメラは明るさに弱いが、色に強いとか。
色に強く、明るさにも強いカメラで映像の演出を創ったならば、
エンターテイメントの幅はもっと拡がるということですね。
いやはや、凄い凄い!
それでは皆さん、お疲れさまでした!