映像制作マガジン

皆さんこんにちは！
新人ディレクターの中田です。

今回は動画制作において欠かせない編集ソフトについてお話していきます。
動画を制作するうえで、編集ソフト何を使えばいいのか？
最初は分からないですよね。

よく使われているのが、
：AdobeのPremiere Pro
：AppleのFinal Cut Pro
最近ではBlackmagicのDaVinci Resolve
ちなみに弊社では主にGrassValleyのEDIUSを使用しています。

用途や使いやすさによって決めていけば良いかと思います。
自分も最近はDaVinci Resolveのカラーの幅に惹かれて、カラコレをDaVinciで行ったりしています。

今回は、よく動画クリエイターに使用されているAdobeのPremiere Proと無料verでも提供されているDaVinci Resolveについて、この2つの使えるポイントをお伝えで着ればと思います。

■Adobe Premiere ProとDaVinci Resolve

Premiereは主に映像を繋ぐ事。カット編集するところからスタートしています。
DaVinciに関してはカラーを演出するソフトとしてスタートしています。
そしてPremiereはサブスクリプション方式。
DaVinciは買い切りで、無償版の提供もしています。（実際無償版でも最初は全然OKだと思います。）

■Adobe Premiere Pro

まずPremiere ProはAdobe社が提供しているものなので、Adobeソフトとの連携がスムーズいく点がポイントです！

上記のようなソフトAfter Effects,Illustrator,Photoshopなどは他のソフトを使用していても使う場面がでてくると思います。
Premiereでは、他のAdobeソフトから書き出して持ってくる必要がなく、そのまま使用することが可能、AfterEffectsで編集した後Premiereに戻ると更新したものが反映されている。
これによって作業が1つカットされて効率化にも繋がります。

■DaVinci Resolve

DaVinciでは他のソフトで行う事をDaVinci内のみで完結できること。
いくつかの編集技法としてカット編集・カラー・テロップ・アニメーション・整音などが1つに統合されています。
もちろん他のソフトで行う方が良い部分もありますが、ソフト一本で完結できる点は効率的に良さそうですね。
何といってもカラー補正がDaVinciの一番の強み！
これによってDaVinciを使用するユーザーも増えてきているので、使えて損はないですね！

■カラー補正

DaVinciのカラー補正はノード（それぞれの箱）によって分けて編集が可能です。

元に戻したりすることの多いカラーでは編集を加えたものごとに分けて編集できた方がわかりやすいですね！そして複数パターンも作成可能。

Premiere Proでのカラーに関しては、調整レイヤーをクリップの上に引いて一発でカラーを当てる事も可能。1つ1つの素材にLumetriカラーで編集していくのも可能。
そこまで複雑なものでもないので利用するのは比較的簡単ですね。

また、PremiereはAI機能が充実しています。
マスクでトラッキングするにしても自動で比較的高性能に対応。
カラーでもカラーマッチ機能を使えば2つの素材の色味を合わせてくれる機能もあります。
2カメで引きと寄りを撮っている場合などで使えますね！
そしてそして、音声のAI機能！これは感動しました。
ダッキング機能を使えば音声とBGMをミックスしてくれたり、ラウドネス一致機能では音の調整を自動で行ったりと、自力でやっていたものが徐々に自動化されていっていますね。

ちなみに整音をPremiereで自動調整したものが下記のYouTubeになります。

※高瀬のYouTubeチャンネル

■まとめ

今回は今よく使われている2つのソフトを紹介しました。
Premiere ProでもDaVinci Resolveでも、それぞれ良いところはあります！
もちろん他のソフトでも。
自分が動画制作するうえでマッチしたものを使用していく為に色々と試して使っていくのがいいかもしれないですね。
自分も色々と触ってみます。

以上、新人ディレクター中田でした！