今回のコロナ情勢における在宅を中心とした働き方改革。
多くの企業で導入され、活躍しているオンラインビデオミーティングツールを少し比較してみました。
有料版ではなく、無料版での比較です。
■ZOOM
●音声の遅れが少ない。
●肌補正が最高。
●動画背景を隠せる。
当方の周囲でも一番利用されているのはZOOM。直感的な操作とオシャレなUIで、幅広く様々なシーンで使える印象です。メリットはやはり音声遅延の少なさでしょうか。他ツールと比べて、音声の到達スピードは一番速い印象です。
顔の肌補正機能も非常に便利。背景を変えられることも、在宅で部屋を見られたくない人にとっては非常に助かるツールと言えるかもしれません。特に女性は気にする部分だと思います。いきなり会社の人に部屋は見られたくないでしょうから・・・。動画制作会社目線の話ですが、ZOOM録画機能は非常に優秀です。画質を担保しながら、話者それぞれの音声を別撮りすることもできるため、再編集し、動画コンテンツを制作するのには一番向いているビデオ会議ツールだと思います。
■Google MEET(Hangouts)
●シンプルで使いやすい。
●Googleブランドで信頼性が高い。
●何分使っても無料
GoogleのビジネスツールG Suiteの契約がないと、もともと使えなかった「Google MEET」が無料で使えるようになりました。多くの方が、MEETが無料開放になった瞬間、喜んだことと思います。Googleというブランドへの信頼感からか、クライアントとの商談は基本、MEETが好まれている気がします。とにかくUIもシンプルに作られており、URLを共有するだけで、簡単にスタートできることも魅力です。画面共有等も非常に直感的なものになっている印象です。音声の到達スピードは、実感値としてZOOMに負けている気がします。画質レベルを下げたり、映像を切ったりするとスピードUPします。Googleカレンダー等の他Googleサービスとの連携はもちろん完璧なので、仕事の効率化には最適です。
■Cisco Webex
●画面共有時の画質が綺麗。
●知名度は低いが、なんかカッコいい。
●音声の途切れが少ない印象
最近弊社でプレゼン時に活用しているのが、Webexです。UIはMEETとZOOMの間をとっているような印象です。上部のグローバルバナーに関しては、ZOOM、MEETと比較するとちょっと分かりにくいという印象です。Webexを気に入ったのは画面共有時の画質です。ZOOM、MEETよりも綺麗だと感じています。パワポ等を共有しながらプレゼンをするときにフォントが小さいと、非常に見づらいですよね。パワポを動かしながら画面推移した際のブロックノイズは一番少ないと感じています。デメリットとしては、クライアントの多くが知らない、もしくは使用したことがないといった感じなので、めんどくさいと思われないように、「MEETやZOOMと同じで簡単なんで大丈夫です!」という前置きが必要になるケースはかなりあった印象です。
■まとめ
用途に合わせて使い分けすれば、効率的で円滑なコミュニケーションができると思います。
弊社のビデオ会議ツールのオススメ使い分けは
●社内のコミュニケーションは“ZOOM”。
●クライアント商談は“Google MEET”。
●社内外プレゼンは“Cisco Webex”。
という感じで現状まとまっています。