最近、クライアントからiPhone等のスマホで撮影した素材の
編集依頼が増えています。
特にクライアントの海外拠点等の素材を少し入れ込みたいとき
撮影クルーが行ってしまうと、相当な時間と費用がかかってしまいます。
勿論、クオリティは同じではないですが、
予算がないけど、ワンシーンだけ入れたいみたいな時は
こちらから提案することもあります。
その際、コツをマニュアルにして、お渡しなんかをしています。
何点かiPhoneで撮影する際のポイントを書きます。
①左右に振らない。
→小さいスマホモニターだと手振れ感が分かりづらく、
一見、いけそうに思えますが、手で左右パンした映像は経験上、
ほぼ使えません。
②撮影済素材をライン等で共有し送付しない。
→画質のダウンに繋がります。必ず、USBケーブルでPC接続のもと
元DATAを取り込み、ストレージサービス等で送付するのがベターです。
③設定の基本
フルHDの1080Pを選択しましょう。
4Kで撮影するレベルなら、プロ用機材を購入した方がベターです。
fps(frames per second)とは1秒間に何コマの静止画が記録されているかという数値。
いつも書いてますが、動画はパラパラ漫画。
基本は30fps(1秒間に30枚のパラパラ漫画)で撮影します。
FILMトーンだったら24fpsですが、こちらはプロに任せてください。
そもそも設定が分からず、60fpsで撮影しているiPhone映像もよく届きますが
手振れ感がかなり激しくなり、かなり編集がしづらいです。
スーパースローの120fps、240fpsの設定も有りますが、一般の方は手を出さない方がベターです。
iPhone映像をスローをかけて何かするみたいなこともほぼないです。
ですので以下の画像を参考に設定すると良いかもしれません。
是非、試してみてください。