さて、本日はアフターエフェクトでネオン風の文字を描く方法を解説していきます。
まずはベースの文字やシェイプを作りましょう。
普通のテキストボックスやシェイプレイヤーで大丈夫です。
今回はよりそれっぽく見せるために、ディストーション→トランスフォームで歪曲させました。色はネオン系を選びます。
電気が消えている時の管を作ってみましょう。
まずは、立体感を付けるためにベベルとエンボスを付けます。
あまり大きくいじる必要はないのですが、少し暗めにして、コントラストを弱くしたいので、ハイライトを明るめのグレー、シャドウをピュアブラックの100%にします。
色を暗くしたいので、「塗り」のエフェクト、暗めのグレーにします。
では、ぼやっとした光を作っていきましょう。
では元の色付きのモノを複製し、ブラー(ガウス)をかけます。数値は150.
さらに元の色付きを複製し、グローエフェクトをかけます。
だいぶ近づいてきましたが、グローとブラーによってぼやけてきてしまいました。
ので、元の色付きをもう一度複製し、レイヤースタイルで光彩(内側)をかけ、
一番上のレイヤーに配置します。
これで、ネオンライト自体は完成しました。
が、まだ光の範囲が狭く、リアルに見えません。
そこで、4色グラデーションで強制的に光を作ってみます。
それぞれの色からスポイトで4色を取り、光が強そうなところにポイントを配置します。上手く合わさるようにブレンドを調節します。
全面がグラデーションになってしまったので、マスクで切り、境界のぼかしをかけます。
これで、ライト部分は出来上がりました。
ではアニメーションを作っていきます。
アニメーションは簡単で、消えている時の管以外のレイヤーを不透明度で点滅させながら出現させるだけです。
これで完成しました。
いかがでしたでしょうか。ネオン風は簡単にCG風の効果が得られるの見栄え的にもお勧めです。ぜひ試してみてください!