おはようございます。前澤です。
つい最近、映像にもう一味デジタルな表現を付けたいと社長から相談されまして、
「オーディオビジュアライザー」を提案しました。
アフターエフェクトで制作したものが結構いい感じだったので、ご紹介したいと思います。
「オーディオビジュアライザー」とは、その名の通り音楽を可視化する波状のグラフ。
音の強弱やリズムに連動してオブジェクトを動かすものです。
こんな感じ。
かっこいいですよね。
アフターエフェクトでは、この表現のために、
「オーディオウェーブフォーム」…直線が音に合わせて波打つ
「オーディオスペクトラム」…破線の点が音に合わせて変化する
の2通りが用意されています。

今回は「オーディオスペクトラム」のパラメーターの中身も紹介したいと思います。
まず、シーケンスに新規平面レイヤーを作成。
「オーディオスペクトラム」とソースとなる音素材を入れます。
「オーディオレイヤー」でソースの音を指定。
最初は始点と終点を繋ぐ、直線のパスに沿って表示されていますが、
こちらはマスクパスを描いてあげることで自由な形にすることができます。
「周波数バンド」は点線の数。
「最大高さ」「デュレーション」「オフセット」を調節することで振れ幅などをいぢることができます。
「太さ」はその名の通り太さ。
「柔らかさ」はぼかし強度です。
色はエフェクト内でも、違うエフェクトで補完することもできます。
「表示オプション」では、どんな形のグラフにするか選べます。
「サイドオプション」は両側、内側、外側それぞれどの方向に伸びるか指定できます。
上から順番に設定していけば簡単にデジタライズな表現が可能となるプリセットのエフェクトです!
皆さんもぜひ使ってみてください!