撮影時、カメラが違えば、色は変わるのは当然。
同じカメラで同設定をした際、レンズチェンジで色が変わるのか検証しました。
画面に映る広さも確認できるので、参考にしてもらえればと思います。
今回検証で使用したレンズは全てCanonのEFレンズです。
16-35㎜と24-70㎜と70-200㎜の3種で検証しています。
カメラは5Dのマーク4を使用しています。
レンズのグレードも2.8Fの望遠レンズで合わせています。
【使用レンズ】
●EF16-35mm F2.8L III USM
●EF24-70mm F2.8L II USM
●EF70-200mm F2.8L IS II USM
【カメラ設定】
F2.8/ISO600/ホワイトバランスも4300KBで統一
まずは3種類の絵を確認してみましょう。
やはり微妙な違いはありそうですが、パット見は分からない。
Photoshopのスポイトでパンダの顔の白を一応チェックしました。
パンダ顔の白部分のデータで見ていくと、微妙な違いがあります。
●16-35レンズは「ebf0f6」
●24-70レンズは「eef1fa」
●70-200レンズは「e6eaf5」
ほんの少し、広角レンズの方が黄色アンバーが強く、望遠に行くにしたがって
青ブルーが少し出てくるかなという印象です。
しかし、回り込む光の問題もあると思うので、誤差の範囲でしょう。
検証の結果としては、同じ設定で撮影をした際、
かなり色味は統一できるということです。
もちろん、同じカメラで撮影した場合です。
こうした実機を使った検証はなかなか情報として出ていないため、
今後も色々と検証していきたいと思います。