After Effectsで多様するシェイプ。
特に企業系の説明動画を制作する際、四角形のシェイプはTEXTの枠取り等に多用しますね。
ドラッグ&ドロップで描いてから、シェイプの縦横を調整するシーンっていっぱいあると思います。
そのまま拡大・縮小をしてしまうと、線の幅が伸ばした分だけ変わってしまい、
後で、線幅を15とか20とか変更しても、最初に描いた線幅に戻すことができません。
ストレスがたまっている方、是非これを試してください。
こんな単純作業なのに、つまずき、「まいったな~」っと悩んでいる人のために、
「線幅を変えずに、シェイプを調整する方法」をお伝えします。
Google検索しても、あまり情報がなかったので、皆さんに共有しますね。
※AEのヴァージョンは本日2023年1月10日現在、最新のV23.1です。
①「長方形ツール」をクリックし、右の「ベジュパス」にチェックを入れて、
シェイプをドラッグ&ドロップで描く。

このままの状態で選択ツールで引き伸ばしたりすると、線幅が縦横で変わってしまう。
線幅が細いと気付かないでそのままのケースもあると思うので、要確認ですね。

②「選択ツール」で図形の枠線をダブルクリック

③白のガイド枠になったら、左右に引き延ばす。
※上記の通り、ブルーのままだとスケール値になっているため、線幅も伸ばした分だけ伸びてしまう。
つまり、図形が変わっているのではなく、スケールがそもそも変わってしまっているんですね。

いかがでしたか?
超単純作業なのに、一手間かかる。
シェイプはドラッグ&ドロップで描いた後、必ずサイズを調整するので、
最初からスケール値ではなくしてほしいものですね。
是非、Adobeさんのアップデートに期待したいです。