今回も動画制作を始めた初心者向けのコンテンツになっております。
「動画制作の勉強方法」
動画編集に興味を持つ方はとても多いですが、
どのように勉強していけばいいのか分からない方は多いのではないでしょうか。
その前に、動画制作をしていく工程で何をするのか。を理解していますでしょうか?
そもそも、どのような動画を作れるようになりたいかを考えていますでしょうか?
動画制作は「編集」だけではありません。
まずは、動画制作の流れを知って項目ごとに分けていき、
それぞれの学び方をお伝え出来ればいいかなと思います。
その中で、自分が創りたい動画には何が必要かを考えていきましょう。
学び方は人それぞれですが、1つの参考にしてみてください。
■動画制作で必要なスキルと学び方
:ディレクションスキル
動画制作の中でもメインの役割です。
対人コミュニケーションスキル / 資料作成(絵コンテ)/ マネジメント力(スケジュール管理)/
工数の感覚(経理力)/ 制作進行 と、このように様々なスキルが入り混ざったスキル。
いわゆる「指示役」ですね。
【学び方】
一番メインの部分でもあり、基礎の部分になりますので、独学はオススメしません。
「誰かから学ぶ」そして「実践する」。現場での経験数で培われるスキルです。
なので、映像制作会社 / スクールなどプロがいる環境で学ぶ事をおススメします。
対人での場面がほとんどということも踏まえて、独学はオススメしないです。
:撮影スキル
動画を創る為にも撮影が必要ですね。
ただ、このパートは細かく分けると多すぎるので、
最初は自分が創りたい動画から必要な事を学んでも良いと思います。
まずはカメラに関しては必ず学びましょう。
【学び方】
YouTubeなどで、どんなカメラがあるのか見る。
実演動画で撮影技法やカメラの設定方法を見る。説明書を読む。
実際にカメラをレンタルする。(高額なので最初は買わなくていい)
反復練習。
ここまでは自分自身で追求していく部分。
そして、これもプロの方から学ぶ為に現場に出ましょう。
何のカメラを使っているのか / レンズは何なのか / どんな設定なのか / どんな撮り方をしているのか。
徹底的にパクることですね!
:編集スキル
映像を編集して創り上げる段階ですね。
編集の中身も細かく分けると山ほどあります。ただ、この分ける作業は大切です。
まずは編集ソフトを買いましょう。
迷ったらAdobeを契約しましょう。始める一歩です。
【学び方】
YouTubeや本で編集ソフトの使い方や操作方法を学ぶ。
動画を沢山見る。表現や技術を真似る。
編集の流れを知る。YouTubeやネット検索で出てきます。
カット編集やアニメーションなどのノウハウを持つ。これもYouTubeに山ほどある。
基本、自分自身で学び続けるので大丈夫です。
人に教わるよりは自分自身でインプットし続ける事ですね。
その為の一番のインプット方法が「動画を見まくる」
■学び方のコツ
今回は大きく3つに分けただけですが、
ディレクションの中にも様々なスキルがあったように、
撮影にもカメラや照明や音声などなど。項目は沢山あります。
編集の中にも、画像編集やデザインやカラーなどなど。
学ぶ事は沢山あります。
そんな中での、学び方のコツとしては、
まず、本をやります。これは基礎的な本にしましょう。
難しい技術などの本をやる必要はありません。
ここでの、目的はベースの基礎的知識を掴むことだからです。
その上でYouTubeで学んだり、スクールなどに通ってみる。
もしくは映像制作会社に入って更なる技術を高めます。
これが逆になる方が多く、特殊な技術ばかりを先に求めてしまいます。
そうではなく、基礎固めて技術を取り入れましょう。
もう1つは、学習する内容を整理すること。
「動画制作のどの分野の技術なのか」
「どんなジャンルの映像に役立つ技術なのか」
このような点を整理する事で、学びの意識も変わります。
「動画制作のどの分野の技術なのか」
:ディレクション / 企画
:撮影技術 / 機材
:グラフィックデザイン
:カット編集
:カラーグレーディング
:空間演出 / 加工技術(VFX)
:モーショングラフィックス
:3DCG etc…
「どんなジャンルの映像に役立つ技術なのか」
:企業CM / VP
:ドキュメンタリー
:インタビュー
:VLOG
:アニメーション
:番組 / コンテンツ / セミナー
:ショートフィルム / 映画 etc…
そして、最後になりますが一番やるべきオススメすることが、
自主制作作品を作る事です!
身につけたスキルを存分にアウトプットしていきます。
ここの経験数が学びの質を高める一番のポイントなので、
失敗しても出来なくてもいいので、まずは「作る」ことを続けていきましょう。
今回の内容は実際に僕自身がやってきた事を基に書きました。
是非、まずは真似して挑戦してみてください!
以上、ディレクターの中田でした。