現場にもいろいろな役割があるわけですが、
特に『仕事ができるか』という指標で見られやすいポジションがあります。それは、『アシスタント』と呼ばれる、それぞれの補助的な役割を担う人たちです。
アシスタントディレクター、カメラアシスタントなど、様々なアシスタントが存在しますが、例えばVP系の少人数の撮影規模だと、特にAD(又は制作進行)の腕の魅せどころと言えるでしょう。
前提として、少人数規模だとカメアシを付けることができません。なので、ADさんはカメアシ的な役割も担うことになります。
というわけで、
・ディレクター
・カメラマン
・アシスタントディレクター
という3人態勢で撮影に臨む場合に、ADが率先して多くと評価されやすい事項を挙げていくとしましょう。
★いつでも撮影開始できるぜ状態を作る
カメラの設定を、現場に合わせておくと、そのあとの進行が大変スムーズなので、カメラの設定を作っておくのは最高です。
例えば、
・ホワイトバランス
・感度
・絞り
・ログ設定
など、事前にカメラマンやディレクターと示し合わせた上で、どんな設定にしておくかを聴取しておき、これをカメラに反映させておきましょう。また、メディアやバッテリーの装着、三脚の調整などを行っておくと最強です。
★現場でのリスク管理
撮影というのは、どんなものでも危険がともなうものばかりです。ケーブルを使えば、誰が足を引っかけるかを分からない。カメラのバッテリーにしても、いつなくなるかも分からない。それをしっかり管理できると、最強になれます。
・バッテリーの予備を持っておく
・記録メディアの予備を持っておく
・現場を歩く人達の動線を確保する
だけで、特に初心者なら『こやつ、できる』となります。
是非、実践してみましょう!
以上!皆さんご存知、あの安部でございました。