日本において初めて本格的に劇映画が作られたのが
『本能寺合戦』という牧野省三監督が作った1908年の映画です。
俳優陣は歌舞伎役者などで固められており、
歴史映画としても、当時ではかなり力の入った作品と言えるでしょう。
この牧野監督という人は、他にも歌舞伎映画を数本撮っていますが、これまでは“映画監督”というポジションではありませんでした。(厳密には、牧野氏が監督なんですが)
本格的に“映画監督”として始まったのが、『碁盤忠信 源氏礎』です。
この時も、歌舞伎役者を主役として制作されています。
その後、脚本家や、監督として活動する彼の弟子も多く増え、『日本映画の父』とまで呼ばれる人になりました。
日本初の劇映画を作った人、やはり偉大ですね!
日本映画の監督といえば!?
と説いたときに、
牧野省三!
って答えたなら、詳しい人だと思われるはずです。
実践してみては?
日本映画の歴史を語るときに外せない名匠はまだ何にもいますがね、今日はこの辺で。
以上!皆さんご存知、あの安部でございました。