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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2019-06-14

撮影構図のセオリー

撮影構図のセオリー

例えば、対面での会話のカット。
これには一定のセオリーが存在していて、
世のドラマや映画作品は、このセオリーを満たしているか、
あえてぶっ壊して撮影されています。

下の図のように、人物が2名で会話する場合、
対面で会話が進んでいきます。

セリフの進行は、
A→B→A→B
と、通常なりますね。

ということは、カメラの中に収まる映像は、
Aがセリフを発するときは、
Aが映像に移っていて、
Bがセリフを発するときは、
Bが映像に移っていることになります。

これにおけるセオリーとは、
『イマジナリーライン』と言われるもので、
これより奥からの視点を置くか、置かないか。
という物です。

これは、映像の内容を即時的に理解してもらうために、
超えてはならない線と思っていただければ大丈夫です。

これを超えると、例えばグループトークのカットを撮影するときに、
『誰がしゃべっているのか』が一瞬分からなくなります。

上記の画像で言うと、ここにラインがあります。

カメラマンの方が
『ライン超えちゃってます』的なことを言ったら、これの事です。
最近は、この辺のセオリーを意識しない制作手法も流行っているみたいですが、
基本として覚えておきましょう。

以上!皆さんご存知、あの安部でございました。

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この記事を書いた人

安部 諒

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