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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2020年10月8日

動画編集ソフト【EDIUS 10】レビューVol.1

EDIUS10パッケージ

弊社でも活躍の編集ソフト『EDIUS』の最新VERが発売になりました。

【EDIUS 10】

弊社では【EDIUS 4】から使っているため、過去のアップデートをそれなりに現場から見てきた自信があります。
そしてEDIUSちゃんが大好きです。今回のアップデートで編集現場から見た感想を少しインプレッションしていきたいと思います。

【パッケージ】


なんとなく、ADOBEとかAPPLEを意識したようなロゴデザインになってきました。
そして、10には初めてステッカーが2枚封入されています。最速の編集ソフトだと思っていますが、ブランディング「オシャレ度」がずっと弱かった。(涙)
EDIUSが遂に取り組みだしたイメージ戦略でしょうか⁉・・・どうせ入れるなら、スケルトンで強度の高いBEATSみたいな、かっこいいステッカーを入れてほしいっす。(笑)この辺が完璧じゃなく愛らしい。

【編集】

早速4K編集がストレスなくできるかチェック‼
PCのスペックは、
●Intel Core i9-9900K
●メモリー64GB
●グラボ:GeForce RTX2080Ti

分かる人なら分かると思いますが、ほぼ完璧なスペック。
4K60PのDJI Phantomの映像で実験。


やはりタイムラインの動きはリアルタイムとはいきませんでした。
プロキシ編集にしないで、今回からの新機能のドラフトプレビュー(プレビュー中の画質ダウンによって再生をスムーズにする。)を選択。
再生は多少スムーズになりましたが、1/16にすると、ほぼ何を編集しているのか
分からないレベルの画質感
なので、シビアな編集作業中はちょっと微妙です。
1/16でレンダリングせずにガンガンさくさく動くかとおもいきや、モタツキがちょっとあります。

【エフェクト】


私が一番期待していたもの。それはEFFECTのアップデートです。
EDIUSユーザーなら分かると思いますが、これまでのエディウスはトランジション・エフェクトがダサい。
9割のエフェクトがダサいので、弊社では味付けする際はAFTER EFFECTにEDIUSからいつもデータを落とし作業していました。

「proDAD VitaScene V4 EDIUS Edition」

やっといい感じのがきたっていう印象です。
もちろん、高速レンダーが売りなので、AFTERのような滑らかさを期待してはいけませんが、FINAL CUTやPremiereに標準搭載されている系のトラジションに並んだ感があると思いました。
これだけで、ヴァーティカルなオープニング映像が簡単に制作できます。
▼動画はこちら


ちなみに初期インストール時には入っていないので、以下からインストールできます。
→ちなみにこのURLを探すのに、30分もかかりました。
「EDIUS 10」のWEBページの深い階層に入っており、ちょっとGoogle先生しただけじゃ出てきません。(笑)多分、同じ思いをしている人がいっぱいいるかと思います。
もっと分かりやすい導線を次回からは期待しています。

https://www.ediusworld.com/ediusxbonuscontents.html

【書き出し】

EDIUS10書き出し


書き出し、レンダリングしながら別作業ができる
・バックグラウンドレンダリング
・バックグラウンドエクスポート

これはとってもありがたい機能です。
1時間程度のレンダリングを要する案件もあったりするし、4K動画はレンダーしないとリアルタイム再生がほぼ確実にできないから、書き出ししながら、別作業を進められるのは非常にありがたい機能です。
これは編集マンの働き方改革にも繋がります。

さあ、【EDIUS 10】ファーストレビューいかがだったでしょうか?
音系もまだ試していないので、色々レビューしていこうと思います。
よろしくお願いします。

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この記事を書いた人

Keiichi Takase

KIZUNA JAPAN株式会社 代表兼クリエイティブディレクター。 趣味:サーフィン、キャンプ、ゴルフ

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