映像制作マガジン

さて、本日は５Gについての話。

昨年より話題となった４Gの次の世代に当たる通信方法、5G。

なんとなく、速くなるんだろうなということはわかりつつも、他にどんなことが変わるのか知っていますでしょうか。

まず、５Gとは。

Gはgeneration、つまり、第五世代の通信規格だということ。

データの通信はパイプを通る水であらわされることが多いのですが、4Gで最も進化した点はパイプの太さでした。

５Gで最も注目すべきは、水の量と圧力です。今よりも水の流れるスピードも速く、流れる量も多くなる、それが５Gにおける通信です。

その他大きくなる異なる点は、パイプの数です。一度につながるパイプの量には基本的に制限があるのですが、流せる水の量が変わったことでその数が約10倍に増えます。

水の流れる速さが速くなることで、通信遅延が起きにくくなるのも特徴です。データが配信されてから、実機に届くまでのスピードが速くなります。

我々の業界である「動画・映像」を焦点にしてみましょう。

まず、誰でもわかることですがYOUTUBEなどの動画をスマートフォンで見ることが、より容易になります。動画が再生さるまでの時間、ストリーミングタイムが極限まで短くなるでしょう。

そして、最も恩恵を受けるのが「生配信」です。

通信遅延が少なくなることで、配信者と視聴者・ファンのコミュニケーションがより加速することになると思います。

そして、映像の解像度も４Kが限界だったものが、8K、16Kが可能になってきます。

そして、まだ見ぬ世界として「IoT」がより身近になるでしょう。

あらゆるモノがインターネットでつながる時代。最近ではgoogle home等が最たる例ではありますが、今後はもっとビジネスに寄ったもの、例えば映像を介した営業活動や、店舗管理。

さらには遠隔操作のデバイスも発達するでしょう。

映像とモノとリンク。これからも楽しみなことばかりですね。