お疲れ様です。
皆さんご存知、あの安部でございます。
ファンタムって聞いたことありますか?
『オペラ座の怪人』ではありませんよ!
ファンタムって、直訳“幻”とか言ったりしますが、
つまり…
『幻の電源』!?
びっくりですよね。
ファンタム電源とは、電源を必要とする機材に電源を供給するシステムの事を言います。
主に音声収録用で、マイクに供給することが多いです。
私の前項、
【マイクの指向性について】
http://cyber-promote-movie.com/wp/2018/05/17/mic/
をご参照頂くと、
下の方にダイナミックマイクとコンデンサーマイクについての記載をしておりますが、
この場合はコンデンサーマイクに使うものです。
カメラにXLR(キャノン)ケーブルを挿すところがあれば、
・LINE
・MIC
・MIC +48v
みたいな表記を見かけたことがある方、いらっしゃると思います。
ダイナミックマイクを使うときは、
『MIC』に設定して、
コンデンサーマイクを使うときは、
『MIC +48v』に設定します。
間違ってコンデンサーマイクを使う時、
『MIC』に設定してしまうと、マイクは稼働できないので、要注意です。
また、これは通常のカメラの電源(バッテリー)から、マイクに電力を供給するということになるので、
通常よりもバッテリー消耗が早くなります。
なので、用途によって使うときだけ『MIC +48v』に設定しましょう。
ダイナミックマイク使用時に『MIC+48v』に設定しても、
マイクを稼働させることは可能ですが、
無駄に電力を消耗するだけですので注意しましょうね。
それでは皆さん、お疲れさまでした!