おはようございます。前澤です。
皆さんはアフターエフェクトを触ってるときに「このプロジェクトにはエクスプレッションエラーが〇個あります」
のような表示が出たことはありませんか?
特に海外のチュートリアルプロジェクトや購入したプロジェクトを開くと、
このような表示が出やすいですね。
これは、アフターエフェクト上で参照しているプロパティやエフェクトが国の言語によって名前が違うことによって起きていることがほとんどです。
例えば、エラーの出ているエクスプレッションを、エラーメッセージ右の虫眼鏡のマークから探してみましょう。
エクスプレッションが、
effect(“slide control”)(“slider”)となっている場合。
英語では上記のように記述しますが、日本語では、
effect(“スライダー制御”)(“スライダー”)となります。
つまり、かっこの中の参照しているエフェクト名を日本語に変えるだけということです。
量が多いと大変ですが、一個ずつ、着実に直していけば問題ないですね。
この事例で特に多いのが、「スライダー」と「カラー」です。
この2つは購入素材でもよくつかわれるエフェクトなので注意が必要ですね。
slider →スライダー
slider control →スライダー制御
color →カラー
と直していくのがベストです。
また、特にスライダーは注意が必要で、
CS4以下のバージョンのAEでは、参照名が「スライダ」となっていました。
現在は「スライダー」になっていますので、
日本語の昔のプロジェクトを開いたらエクスプレッションエラーになっている!
ということがあれば、こちらを修正することで元に戻るかもしれません。
今回は「エクスプレッションエラー」についての対処法でした。
問題が起きたら、試してみてくださいね!