おはようございます。前澤です。
先日、Adobeのカンファレンスイベント「Adobe max japan」に参加しました。
本日はそのレビューを書いていこうと思います!
パシフィコ横浜の大ホールを使用しての代表者プレゼンからイベントはスタート。
ダブステップの効いたBGMが響き渡り、
25mのスクリーンに映し出される大迫力のオープニング映像が始まる。
会場の雰囲気と合わせて、その興奮は音楽のライブそのものと言った感じです。
10月から始まったCC2018サービス。
まだまだ未知の機能満載ですが、本イベントでは新たにどんな機能、ソフトが追加されたのか、今後導入予定の機能はどんなものか、が焦点となっています。
まず、最も注目が集まっていたのが、CC2018から新たに追加されたソフト、Adobe Xd。
Dreamweaverよりさらに直感的に、ノンコーディングでwebサイトをデザインできるツールです。
クリエイターがクリエイティブのみに集中できるようデザインされたUI、学習型人工知能Adobe Sensei を使用した制作サポート。
web制作の新たなマストツールになるかもしれません。
そして前年project Ferixと称して生まれた3dcgツールはAdobe Dimension となりソフト化されました。
グラフィックデザイナーのために特化されたこのソフトは、Adobe Stockと連携して、モデルやマテリアル、環境光をインタラクティブに切り替えながら制作ができます。
現在はモデリング機能が付いていないため、CGソフトとしては物足りない感がありますが、今後のアップデートではより簡単なモデリング機能を考案中とのこと。
楽しみですね。
PhotoshopやIllustratorにも、Adobe StockやAdobe Senseiを使用した制作サポートが追加。
個人的にはsurface dialやペン操作への操作性強化、機能拡充が嬉しくあります笑
さて、そして次の焦点は、今後どんな機能が予定されているのか。
Adobeの公式ブースや、エンディングのスニークプレビューで公開された実現間近の機能達は驚愕そのものです。
「プロジェクトスクリブラー」
Adobe Senseiを利用して線画に自動的に色を塗ってくれる機能。
Stockとも連動し、皮の質感など、マテリアルの設定もできる。
開発側は線画から色をつける作業の前のカンプとして使用し、よりスピーディーな作業が可能になるとのこと。
「ソニックスケープVR」
CC2018のpremiereからさらに強化されたVR編集。そのVRにさらなるリアリティを作る機能です。
ソニックスケープVRでは、360°で撮影した素材の「音」を分析、どこから音が鳴っているか視覚化するというもの。
鳴っている音をずらすことも、ドラックアンドドロップで直感的にできます。
音の鳴り位置を設定することで、右と左どちらから音が鳴っているか、距離によって大小する音を再現できます。
VRがまた一つ面白くなりそうな予感です。
「コンセプトキャンバス」
Adobe StockとSenseiがリンクした検索機能。
例えば図のように頭に浮かんだ欲しい画像のイメージを描くと、
それに合致した左寄りの男性のアップ画像が Stockからピックアップされるというもの。
現在は600通りの単語に対応しており、さらに対応単語を増やして製品化すると担当の方は言っていました。
イベントブースでは、Intelの第8世代CPUや日本版Surface studioなどのデバイスや、
C4DのR19などの新作ソフトが展示されており、今後のクリエイティブにとてもいい刺激を受けたイベントでした。
調子に乗っていろいろとグッズをもらったり、買ったりしつつ汗
来年も既に構想がされているそう。
自分たちが常に使うソフトだからこそ、
こうしたイベントは本当に盛り上がれるし、いい刺激になると思います。
今週から、随時カンファレンスの模様がYoutubeにてアップロードされるとのことなので、
イベントの模様をチェック!
リンクはこちらから。
今回は、社長に命を受けて、モバイル生配信もやってみました。
下手っくそですが、良ければ見てください汗