動画クリエイターやビデオグラファーの皆さんに人気のフリー音源サイト「ARTLIST」
クオリティの高い音源の増加と共に年々様々な機能のアップデートも行われています。
「やはり来たか!!」
という感じで待望の「音声生成AI」が2024年7月に搭載されました。
生成は現状、通常プランでも利用可能となっておりますが、
生成した音声のダウンロードは最上位のプランであるMaxに入らないとできない状況です。

とにかく皆さん、試してみましょう!
英語のクオリティは非常に高く、まるで映画のナレーションです。
スタジオでの英語ナレーション収録を入れずに、
スピーディな動画制作のワークフロウを実現できるわけです。
音声のベースとなるモデルを選べる。

多彩なベース音声データがあり、声質を選択する事が可能です。
男女は当然ですが、明るいもの、落ち着いたトーンなど、
現状だけでもかなり豊富と言えます。
読み上げ方をカスタムできる。

音声のモデルを選んだあとは、強弱の付け方や声質の高さまで
ボイスセッティングでカスタマライズが可能です。
これはシーンに合わせて、トーンを落として読んだり、
明るいシーンでテンション上げ目で読んだり調整が可能です。
動画広告でグローバルな展開が可能に
グローバルな動画広告プロモーション等でいっきに伸びてくるはずです。
今まで、英語のナレーターを起用し、ディレクションするには、
それなりの費用と校正等に膨大な時間がかかっていました。
まさに動画制作シーンにおける大きな課題を解決してくれたわけです。
日本語でも生成は可能です。
やはりイントネーションにまだ課題はあります。
しかしながら、ここは将来的にローカライズ機能が入るのではないかと推測しています。
むしろ、日本語ナレーションが綺麗なイントネーションになった時、
映像業界に革命が走ってしまうと思っています。
ナレーションを読む時代から自分の声をモデルデータとして
提供する時代に変わる可能性があるからです。
今、生成AIにおけるナレーションプラットフォームは続々と誕生しています。
イントネーションの課題も様々なサイトでアップデートされ始めています。
楽しみで仕方ありません。