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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2024-07-12

「VIDEO GRAPHERS TOKYO 2024」に行ってきました。

VIDEO GRAPHERS TOKYO 2024のレポートのタイトル

2024年7月9日~10日で開催されたビデオグラファーのためのイベント
「VIDEO GRAPHERS TOKYO 2024」
動画制作マンのためのマストメディアである「VOOK」さんが主催のイベントです。
今年は4,132名の来場者だったようです。

▼当日模様をVLOGでサクッと編集した動画はコチラ

会場には映像業界を代表するカメラメーカーさんを中心に、
様々なブースが出展されていました。
業界を代表する有名なクリエイターのセッショントークなども有り、
「見て、触って、聞ける!」五感に響くイベントです。

Canonブース

Canonの出展ブース

お目当ては2024年9月に発売になる最新シネマカメラの「C400」
6Kフルサイズカメラですが、何よりもハイエンドラインでRFマウント搭載ということで、
遂に来たかという印象の高級シネマカメラです。
今後、ミラーレスベースのRFマウントレンズが主流になることを確信しました。

カメラのC400

持った印象としては、やはり重さを非常に感じました。(1.58kg)
現場でワンオペでサクサク撮影するには機動力が超重要なので、
もう少し軽かったらなというのがファーストインプレッションでした。
特にRONINには一応、のるけど重いな~という印象。

「C70」が1.19kgなので、この数百グラムで大分持った印象は違うんだなと実感。
おそらく、C300最新系は重すぎるし、C70だと軽くて心もとないかな…
というニーズには合致すると思いますが、私の感覚ではC70でいいなという印象。
いっしょに行った仲間も全く同じ印象だったようです。
もっと軽くしてほしかった。

Nikonブース

Nikonの出展ブース

ビデオグラファーにガッツリ力を入れはじめたなと実感。
Nikonは撮影現場で使ったことがないのですが、
「Z8」を中心に触れてみたところ、感触がホント良かった。
全てのパーツが非常に高級感に包まれていて、しっかりした作り。
モニターもサイズ感があって、非常に良いなという印象でした。

NikonのZシリーズ

一番驚いたのはレンズ。記憶が確かならば「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」
付けていたと思うのですが、モニターごしでも明らかに絵が違う。
流石100万クラスのレンズ。ハンパじゃなく綺麗でした。
ちょっと感動に近い絵でしたね。

NVIDIAブース

NVIDIAブース

「GPU」グラフィックボードのメーカーですね。
生成AIブームで今一番ホットですね。
AIでの画像生成などは膨大な演算処理が求められ、GPUが必要不可欠なのです。
ブース聴講もめちゃくちゃ多くて、クリエイターのAI関心度の高さがうかがえます。
これからきっとNVIDIAは映像系のイベントはメインスポンサーとして、
ガンガン、デカいブースを構えてくるでしょう。
ブースのキャッチコピーに「CapCutの書き出し速度が2倍になる」とうたっていました。
このコピーから察するに、映像編集を本業にしていないSNS動画クリエイターなどに向けて、
発信しています。NVIDIAはもうプロのものだけでない。
一般コンシューマーに向けたマーケティングをしてるんだなと実感しました。

トークセッション

トークセッション

2022年に渋谷ヒカリエ開催の時は、席数や座れるスペースもせまく、
立ちでずっと聞いていると、非常に疲れた印象でした。
2024はかなりの人数が座れるシアタールームでの大型セッション
集中もできるし、非常に快適でした。

動画クリエイター業界におけるインフルエンサーや著名クリエイターのトーク・セッション。
特に「業界の黒船?」として現れた若手クリエイター陣のセッションは非常に興味深く、
新しい時代の幕開けを感じます。
古き慣習にとらわれない新しいクリエイティブの創作活動によって、
業界は大きく変化し、新しい働き方も生まれています。
非常に共感できる部分が多々あり、私自身も大きな刺激をもらえました。
ちなみに私たちが映像をスタートした2008年、私も黒船だと自負していました(笑)

イベント参加は大きな刺激となる。

トークセッションの画面

昔、某映像企業の役員に「映像業界で仕事するなら、映像系イベントはマストで行け!」と言われ、
今もその教えを守ってます(笑)
最新の機材やテクノロジーに触れられることが主目的ではなく、
同業の方々の雰囲気や熱気感みたいなものを感じ刺激を得ることが大切です。

そして、業界の流れ、うねりみたいなものを肌で感じ帰ってくる。
刺激のインプットは知識以上に大切です。

次はどんな新しい業界構図になっているのだろう?
AIだらけになっているんではないか…。
次回も非常に楽しみですね。

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この記事を書いた人

Keiichi Takase

KIZUNA JAPAN株式会社 代表兼クリエイティブディレクター。 趣味:サーフィン、キャンプ、ゴルフ

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