本日は様々な画像生成AIの中でも、画像生成の自由度が高い、スタビリティAI社の
「Stable Diffusion」のPCローカルへのインストール方法をご紹介。
▼Stability AI
https://ja.stability.ai/
★大前提として、PCスペックが超重要で、スペックが足りないと、画像生成するのが難しいです。
▼推奨は調べた感じ、以下の通りです。
CPU | Core i5~、Ryzen 5~7 |
GPU(グラボ) | RTX 30シリーズやRTX 40シリーズのVRAMが12GB以上 |
メモリ | 16GB~ |
ストレージ | 512GB以上 |
WEBで簡単にアクセスして、すぐに画像生成できるものと違い、
ステーブルディフュージョンは様々なプログラムを介して使うので、
戸惑う方も多々いると思います。
プログラムに慣れている人なら一瞬かもしれませんが、
私たちもかなり戸惑ったので、インストールしたい人のために、少しでもお役に立てればと思います。
【インストールの手順の3ステップ】
①Pythonのインストール
(オープンソースのプログラミング言語の一つ)
②GITのインストール
(ファイルのバージョン管理が簡単にできるツール)
③Stable Diffusionのインストール
①PythonをPCへインストール
まずは以下のWEBにアクセスし、ダウンロード。
【重要】ここで注意なのですが、最新バージョンではなく、
Pythonバージョン「3.10.6」を以下よりダウンロードしてください。
https://www.python.org/downloads
▼下にスクロールすると、ヴァージョンを選べる画面がある。
▼ファイルをダウンロードしたら、クリックしてインストール。
その際に、最初のインストール画面で
「Add Python 3.10 to PATH」に必ずチェックを入れてください。
②続いて、Gitのインストール
すでにややこしく感じている方も多いかもしれませんが、諦めないでください。
※以下例は「Windows」での場合です。
以下のURLにアクセスし、画像の手順に従って、進めてください。
「Windows」を選択します。
▼Windowsを選択した後の画面で「Click here to download」をクリック。
こちらもファイルをダウンロードしたら、ダブルクリックしてインストールです。
英語だらけでこちらもややこしいですが、一切気にせず、NEXTでどんどん進めてください。
これでGitもインストールできたかと思います。
③Stable Diffusionのインストール
さあ、ここからがややこしさMAXの本番ですが、安心してください。
とにかく以下にて進めてください。
●「C」ドライブにプログラムを格納
▼まずは「C」ドライブなどにプログラムのインストール先となる
大元のフォルダを作成します。
名前は分かりやすいように「stablediffusion」などと入れてください。
▼上のフォルダの一番上に見える検索窓をクリックし、「cmd」と打つ。
このフォルダ内でコマンドを立ち上げるという感じです。
▼黒い画面のコマンドが立ち上がったら、以下のURLをコピペで下記画像のように入れ、
PC内にステーブルディフュージョンをインストールします。
命令としては、githubのWEBサイトからstable diffusionのUI画面を持ってきてみたいなイメージですね。
「git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git」
PCにもよると思いますが、10分位かかると思いますので、そのまま放置です。
はい。この手順でインストールが完了しました。
インストールが成功したら、WEBブラウザが立ち上がり、
ステーブルディフュージョンの操作画面がブラウザで出現します。
★2回目以降のStable Diffusionの立ち上げ方法
アプリ等のアイコンがあるわけではないので、常に以下から起動します。
起動方法は、先ほど作った「C」→「stablediffusion」→「stable-diffusion-webui」の中にある「webui.bat」をダブルクリックすれば起動します。
皆さん、いかがだったでしょうか?
今後は使い方なんかも紹介していく予定です。
かなり複雑で戸惑う方もたくさんいるかもしれません。
是非、挑戦してみてください。