動画を制作する動画クリエイターとして、
制作する動画は様々な種類があると思います。
その中でもPR動画や動画広告という動画をよく目にするのではないでしょうか。
実際、この動画の種類というのは動画の目的にも繋がります。
その場合、それがどのような役割を果たすのかも理解していくべきですね。
今回は「広告」と「PR」の違いについて説明していきます。
■「広告」と「PR」の違い
「広告」
広告は掲載期間、時間、ターゲットなどを企業側の裁量にて決定するので、
より確実に成果を狙いたい場合に適している。
「PR」
PRは関係構築や信頼の獲得に重点を置く為、自社のファンになってもらうこと。
そして継続した関係性を築き、長期的な売上が見込めます。
そしてシンプルな違いとしては、料金発生の有無でもあります。
「広告」に関しては、新聞・テレビ・雑誌・ネット媒体等のメディアの広告枠を購入しての掲載になりますので、料金発生致します。
「PR」はメディアに取り上げられそうな情報発信をSNS等で発信しメディアが自主的に情報掲載を行います。ただ、PR会社に依頼した際は料金発生はありますが、自社で行う事ができるものにはなります。
動画の場合は、動画広告だと動画の制作費+広告運用費が掛かってきますので、
比較的高額になるパターンが多いです。
PR動画の場合は制作費のみで抑えることができ、自社での運用で動画を展開できます。
どちらにせよ、動画は「広告」や「PR」への1つのツールとして考えることができますね。
「広告」の場合はある程度メディアの力を借りて露出することができるので、効果が見えやすいです。
ただ「PR」の場合は掲載日時や内容をコントロールすることができなく、どれだけ情報発信をしても、メディア側や消費者が価値がないと感じたら、全く拡散されることはないでしょう。
ですので、PRの手法が重要になりますね。
PR動画でしたら、動画の内容から完成後のフローを考えて制作していくべきです。
どのように情報発信していくのか。どのターゲットに向けたPR動画なのか。
動画を見て他の人に伝えたくなるものなのか(拡散)
これらのストーリーを展開して上げた上で、そのストーリー通りに展開されていくかを検証する。
そして今の世の中にマッチした手法でPRしていく。
インフルエンサーを使用した施策も今の時代とても大きな影響力を果たしますね。
動画の制作だけでなく、その先の付加価値を提供できるクリエイターを目指しましょう!
以上、ディレクターの中田でした。