動画SNSを使用したマーケティング活動が進化する中、
YouTubeやTicTok、Instagramでブランディングを行いたい企業にとって、
プロモーション動画制作におけるライセンス音源の使用はマストになってきています。
本日は国内でも動画クリエイターの使用率が非常に高い、
「ARTLIST」について普通とは違って視点で少し分析してみました。
【ARTLIST】
intel、VOLVO、Google、Adobe、Mercedes-Benzといったビッグ企業がパートナーシップを結んでおり、非常にブランディングもできている印象です。
2022年の年末に発表された「ARTLIST MAX」
音源だけではなく、編集で使える動画素材やプロジェクトデータ、編集ソフトで使えるプラグインまで
全部使えるよというプラン「ARTLIST MAX」もリリースされ、勢いも増している印象です。
★ARTLISTはそもそもどこの会社?
イスラエルでした。なんか聖地感ありますね…。
このMAPだけ見ると、建物が解体中のようですが、周囲は音楽系のマニアックな雰囲気が漂ってます。
https://goo.gl/maps/4SBUd4Xi9CnAVeT77
▼Artlistで限定公開となっているリクルート動画です。
https://youtu.be/eEUI9QCtC6g
働く環境、オフィスもこの動画を観る限り、かなりイケてる感じがします。
これ、同じビルなのでしょうか…汗
なんか違う気がする。
▼イギリスにも支店がありました。
GoogleMAPで探ると、こちらもかなりマニアックなビル。
ベンチャー感があって最高ですね。
https://goo.gl/maps/o9LuTpAiggPv8B9F9
■WEB解析ツール「Similar web」無料版でデータをチェック。
https://www.similarweb.com/ja/
【売上高】
25M$~50M$と出ているので、円換算すると売上規模は30億~70億位かと思います。
【アクセス数】
WEBサイトの訪問数は4.2M。
つまり400万アクセス位でしょうか。
まさにモンスターサイトですね。
【男女比】
●男性:63.73%
●女性:36.27%
男性の方が圧倒的に多い。
これは音源を使いたい映像クリエイター自体が男性の方が多いことを示していると思います。
【どの国から一番アクセスされているか?】
1位:アメリカ(約16%)
2位:ブラジル(約8%)
3位:韓国(約4.7%)
4位:インドネシア(約4%)
5位:ベトナム(約3.6%)
本国イスラエルよりも圧倒的にグローバルで使われている。
アメリカが1位は納得ですね。YouTube=Google=アメリカ。
Artlistの主戦場はYouTube。
アメリカ圏での音楽クリエイターやそれを使用する映像クリエイターが
一番多いことを示していると思います。
日本がトラフィックでランキング上位に入っているかと思いましたがいません!
やはり、海外の方が登録アーティストもクリエイターも多くアクセス需要が強い。
アーティストもそうですし、動画クリエイターの分母数が全然違うのではないかと思います。
最近はサイト自体に韓国音源も非常に増えている印象です。
3位が韓国なのも非常に納得の結果。
日本語音源が増えることに期待ですね。需要は確実にあると思います。
いかがだったでしょうか?
これまでのCMを中心とした複雑な権利ビジネスから解放され、
サブスクリプションによるライセンス契約によって、
誰でも簡単に素晴らしい音源を使えるようになっています。
そして、こうしたWEBは楽曲発表の場にもなっており、
音楽アーティストの新たな収益源にもなってきているわけです。
国内からもグローバルに活動できる音楽アーティストが出てきてほしい。
「世界に自分の音を売る」ことができるわけですから、
国内の音楽アーティストもどんどん挑戦してほしいですね。