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映像制作マガジン

KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2022年10月19日

映像制作の目的を考えよう。

映像制作の目的

映像制作における目的共有は非常に大切。

クライアントワークの映像制作を長年やっていると、
目的を設定し、制作するのは当たり前になっています。

「何のためにこの映像を作るのか?」
「どんな課題を映像で解決するのか?」

プロモーションシーンにおける広告目的での映像制作では、目的設定は非常に重要で、
この軸がしっかりしていないと、自己満足型のプロジェクトになりがちです。

特に関わるスタッフが多ければ多いほど、しっかりとした軸づくりを行い、
全てのスタッフに共有することが本当に重要です。

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みんなが目的理解している状態がベスト。

営業担当とディレクターのみが目的を理解しているケースも非常に多く、
クライアントサイドに立っていないスタッフは目的すら知らないというのはアルアルです。

本来、演者やカメラマン、編集マン、関わる全てのスタッフが
「何のためにこの映像を作るか?」を理解しているのがベストな状態と言えます。

目的共有は広告代理店との共創においても本当に重要。

広告代理店と制作会社のパワーバランスがフラットでないケースの場合、
目的共有が曖昧だったり、直前になったり、理解度が薄い状態で進んでいった場合、
納得感がないままチームもまとまらず、うまくいかないということもあると思います。
目的は上下なく、フラットに正確に共有されなければ意味がないのです。

OKのサイン

そもそも目的が定まってないものを作るのは非常に危険です。
表面的にプレゼン用に置いておくだけのプロジェクトでは、軸がないので、
根本的なところで大きくひっくり返ったり、点での動きが増えるため、
一人ひとりの工数は掛け算で膨らみます。

ディレクターは船長

ディレクターは全てのスタッフに、目指すゴールを明確に伝える必要があるわけです。
スタッフも目的を理解して、ワークすることで全体的にプロジェクトは熱をおびると思っています。

ディレクターは船長

大小案件関わらず、目的を意識する。

そもそも、予算感がそれなりにある案件とは、目的が合って当たり前。
小規模案件でも目的意識があれば大きな付加価値になります。

現在、未経験から映像編集を目指す方が非常に増えていると思います。
フリーランス同士での映像制作の共有も増えていると思います。
「とりあえず、3分位にまとめておいて。」みたいな案件も非常に多いのが実態です。

勿論、スキルを向上させ続けることは非常に重要です。
しかし、「どんな目的を果たしたいのか?」を発注サイドに聞いてみたり、
自分でも考えてみたり、提案・共有してみることは、もっと大切。
なぜならば、目的に合わせるスキルをUPできるチャンスだからです。
そして、それは大きな付加価値となり、価格にも跳ね返ると思っています。

「目的を意識する」
これから映像制作をやってみようと考えている方は是非トライしてみてください。

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この記事を書いた人

Keiichi Takase

KIZUNA JAPAN株式会社 代表兼クリエイティブディレクター。 趣味:サーフィン、キャンプ、ゴルフ

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