ますます進む企業の映像制作における内製化。
YouTubeチャンネル含め、企業のSNSマーケティング活動はマストになってきており、
動画コンテンツを定期的に量産するにあたって、内製化を検討する企業は増えていると思います。
動画制作の内製化をこれからはじめようとする企業に向けて、オススメな機材を紹介します。
前提として、プロと同じものを揃えたところで、クリエイターの腕が一番重要なため、
クオリティを期待しすぎないことが最初は大切です。
初期コストも50~100万円程度の投資は必要になるかと思います。
【内製化オススメの撮影機材】
■カメラ+レンズ(30万~50万ラインのもの)
SONYαシリーズ
https://www.sony.jp/ichigan/

※αはグレードが多々ありますが、最初は一番リーズナブルなαでも良いと思います。
標準レンズが付いているレンズキットがオススメです。
もちろん、iPhone等スマホでも撮影は可能です。
しかし、セキュリティ的にも個人デバイスは避けた方が良いのと、
動画は非常に重たいデータになりますので、データ管理の観点からも、
中長期的にみた際、きちんとカメラを購入することを強くオススメします。
■ピンマイク(5~10万ラインのもの)
インタビュー時にクリーンな音声で収録できるピンマイク。

SONYのUWPシリーズは業界標準的なもので、操作も簡単で使いやすいです。
https://www.sony.jp/pro-audio/products/UWP-D21/
■ガンマイク(1万~2万円ラインのもの)
ピンマイクが設置できないときは、カメラマイクだと非常に音質が悪いので、
外付けガンマイクをオススメしています。

rodeのガンマイク「VideoMicro」は音も良くてリーズナブル。
https://rode.com/ja/microphones/on-camera/videomicro
■三脚(最低3万円ラインにはしたい)
マンフロットのトラベルシリーズが軽くて機動力があるのでオススメ。

https://www.manfrotto.com/jp-ja/collections/supports/befree-advanced-series/
■照明(5~10万円ラインのもの)
できれば入れたいところですが、予算面で難しい場合、
カメラでできる限り光量調整するか、1つだけ購入し、天井に当てて全体光を上げるのも手段の一つです。

オススメはこちら。
https://www.saeda.co.jp/phottix/product/lighting/phottix-nuada-r3ii-led-light-twin-kit-set/
■収録メディア(SDカード数枚)
64GB以上のSDカードを複数枚。SanDisk等の信頼性の高いものを選ぶとGOODです。
【内製化オススメの編集ソフト】
▼Adobe CCのサブスク契約(1ライセンス:月1万円程度)
https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html
・編集ソフト(Premiere Pro)
・写真加工ソフト(Photoshop)
・デザイン加工ソフト(Illustrator)
単体プランでも購入できますが、サムネイルをデザインしたり、
写真加工したりといったことはマストになるかと思うので、
全部使えるコンプリートで契約した方が良いと思います。
【その他】
●ハイスペックPC(30万円~)
PCのスペックが低いと、作業スピードにそのまま影響します。
そもそも、ビジネスユースで普段皆さんが使っているものは、
動画は編集できないと思ってもらって問題ないです。
ここはできる限り予算をかけたいところです。
できればドスパラ等のカスタムPCショップに相談して、
動画編集に使える、ハイスペックなものを選んでもらいましょう。
こうして計算していくと、
最低ラインでもやはり、50万円~100万円程度の投資は必要になるかと思います。
制作会社レベルを望んでいけば、300万円オーバーは覚悟する必要があります。
当然、人件費も計算していくことは大切です。
弊社KIZUNA JAPANでは内製化に向けた各種導入支援もしています。
こんなことをしたいけど、どんな機材が必要になるか等、
ご相談があればお気軽にお問い合わせください。