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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2022-07-01

【SNS別データ有】動画の長さ -長尺と短尺どちらがいいのか?-

動画の長さ

動画制作/動画編集をする際に長尺動画が良いのか?
短尺動画良いのか?と考えたことはありませんか。

広告として動画を掲載する際は特に重要な部分にもなってきます。
掲載するSNSや媒体によっても変化はしますが、いくつか調査内容を含めてご説明していきます。

SNS別動画の長さ

■SNS別の動画の尺

基本的にはSNS上で効果の高い動画の尺と言われているのが1分以内です。
では、各SNS別で見ていきましょう。

●Facebook

Facebookでは1分程度の  動画が最もエンゲージメントが高いものと言われています。
文章をメインとおくSNSであり、
同様のTwitterと比べると文字数も多く投稿が可能なので、1コンテンツを見る時間は長くなります。

タイムラインをスクロールする時間もTwitterと比べると比較的に緩やかな傾向なので、
少し長めの動画でも抵抗なく視聴してくれるユーザーは多いです。

●Twitter

Twitterでは40秒程度の動画が最もエンゲージメントが高いと言われています。
Facebookに比べると文字数も少なく、一言「つぶやく」ユーザーも多いので、
タイムラインをスクロールしていくスピードが速いです。

ですので、Facebookよりも尺の長さは短いのを推奨します。
短尺にはなるのでサービス紹介というよりは、認知拡大を狙った動画が良いでしょう。
ただ、動画を投稿する事でタイムラインに表示されるスペースが広がるので、
目には止まりやすくなりますね。

●Instagram

Instagramの最適な尺感は30秒程度です。
Instagramは文字よりも動画や写真をメインとしたSNSになるので、

他にも膨大な数の動画が投稿されています。
ですので、長尺で作成するとユーザーが最後まで見てくれない可能性が高いです。
ただ、動画や写真がメインのSNSになるので動画視聴に対する抵抗は少なくなり、
拡散力もあるSNSになります。

●YouTube

YouTubeでの最適尺は2分程度です。※広告として。
自身のチャンネルで動画を投稿していくには、8分程のものが現在増加してきていますが、
広告としては好まれません。

長尺の動画を視聴するのが前提のYouTubeなので動画視聴への抵抗がある方が少ない。
ユーザーの興味を掴むことができれば最後まで視聴してくれるユーザーも多いでしょう。
他のSNSとは違い、PCやテレビで視聴する方が多いので他SNSに比べると長尺でも可能になってきます。

■動画の長さへの調査

動画尺に関しての、あるデータを共有します。

動画の長さの調査
https://www.thinkwithgoogle.com/intl/en-aunz/marketing-strategies/video/unskippable-video-advertising-ad-recall-brand-favorability/

ここに1つのブランディング動画を15秒ver / 30秒ver / 2分17秒verで制作したものがあります。

各動画の結果に関して以下になります。

●15秒ver

主にブランド名とイメージを投影した動画です。
計5秒以上(全体の33%)の間、商品やロゴが何度か表示。
ブランドを強く告知。

●30秒ver

15秒に比べて少し尺が伸びたので、ストーリー性が加わる。
計10秒間(全体の30%程度)商品やロゴを表示。
ストーリー性が加わったことで、ブランドのイメージをより強く印象づける。

●2分17秒ver

更に深いストーリー性が加わる。
商品は1分17秒(全体の半分ぐらい)まで登場しません。
計12秒間(全体の9%)のみ商品やロゴの表示。
ストーリー性が充実した分、テーマ性が強調。視聴者の心に響く内容に。

●ユーザーの反応

:「ビュースルーレート」※広告を見て行動に至った確立。    
→30秒verが最も高い。15秒verとは30%の差がうまれた。

:「広告想起」※視聴者の記憶に残る指標。
→15秒verの圧勝。ブランド認知度向上には短尺が優れている。

:「ブランド好感度」
→30秒verと2分17秒verの勝ち。

この結果から見えてくるのは、
短尺動画で「ブランド認知度」を向上させて、
長尺動画で「ブランド好感度」を向上させていく。

どちらの尺感にもメリット/デメリットは存在します。
ですので、どんな目的で動画を制作し制作後の使用方法(SNSや広告など)を
明確にしてから動画を作ることで、より良いプロモーションができるでしょう。

今回は「動画の長さ」についてでした。

動画制作/動画編集に関する情報をラフにTwitterで投稿しているので、
是非、下記から寄っていってください!

以上、ディレクターの中田でした。

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この記事を書いた人

Kensuke Nakada

KIZUNA JAPAN株式会社 CREATIVE DIRECTOR

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