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映像制作マガジン

KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2022年3月28日

映像制作における目的意識の重要性

映像制作の目的

目的の重要性

プロモーション活動における「目的」は非常に重要です。
特に企業向けの映像制作では、映像を通じて、何を叶えたいか、
どんなことを伝えたいか、どんな課題を解決できるか?
目的を明確にする必要があります。

大枠の構成シナリオに関わらず、色使いやキャッチコピー一つ一つが連動し、
アニメーション、音楽に至るまで、確固たる軸を中心に展開することが重要です。

フォント等の選択に関しても、クールに見せたいのか、POPに見せたいのか、
これらは全て企業のカラーであったり、見せたいターゲットに対し、
目的から落とされているかが重要です。

なぜ制作の目的意識が重要なのか?

映像制作は感覚表現の要素が非常に強い仕事です。
そして、同じ作品はなく、全てがオーダーメイドに近い仕事です。

ですので、観る人によって、クオリティ感だったり、好みも当然異なります。
音楽のジャンルと同じでROCKが好きな人もいれば、DANCEミュージックが
好きな人もいるのと同じです。

なんとなくカッコいいとか、イケてるみたいな個人的な感覚ではなく、
どうしてそうなったのか(理由)がとても大切です。
そして、その映像をプレゼンできるかどうかが、非常に重要で、
アマとプロの差とも言えるのではないかと思います。

プレゼンテーション

目的がズレると全てがゼロになることもある。

なぜ、このストーリーなのか、フォントなのか、カラーなのか?
これらが全て目的から落とされている場合、制作マンとクライアントの間でも
非常に大きなガイドライン(柱)となり、制作がゼロベースにひっくり返る可能性は
極めて低いと思われます。

しかし、この目的がクライアントと共有できていない場合、
「そもそも論」にまで戻ってしまうケースも多々あるわけです。

どんなに映像がカッコよくても、企業プロモーションの場合、
目的を満たしていなければクオリティが高いとは言えないのです。

見える外側だけ良く見えたとしても、その中心がもろければ、
非常に浅い作品になってしまうのです。

目的のノート

ディレクターが目的の伝道者であるべき。

カメラマン、編集マン、それぞれのワーク領域は違えど、
同じ作品に関わる制作スタッフに目的を理解してもらうことが大切です。
皆が同じ方向を向くからこそ、作品のバックヤードは更に固まっていきます。

動画ディレクター

意識の中に目的があれば、仮に偶然の素晴らしいショットや
偶然の良いグラフィックができたとしても、目的マナーのものとなり、
更に良くなっていくという、「掛け算」になっていきます。

しかし、目的がゼロだと、どんなに頑張っても、掛け算をすると「ゼロ」になってしまいます。

弊社では、構成段階で目的がない企画はその段階でボツ案となります。
どんな目的を叶えるために、その映像を作るのかという「目的意識」が非常に大切です。

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この記事を書いた人

Keiichi Takase

KIZUNA JAPAN株式会社 代表兼クリエイティブディレクター。 趣味:サーフィン、キャンプ、ゴルフ

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