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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2022年3月7日

【AE】AfterEffectsで雪を降らせる方法

AfterEffectsスノーアニメーションのトップ

寒い季節は「雪を降らすアニメーション」が作りたくなりますね。
本日はAfter Effectsを使って、実写映像に雪をCG合成する方法を紹介します。
こだわり過ぎるとエンドレスになるので、簡単な方法をご紹介します。

今回はAfter Effectsの「CC Particle World」内の「Textured QuadPolygon」を使用します。

①AEを立ち上げ、新規コンポジションを作成。

とりあえず、フルHDで1920PX×1080PXで作成。

AEの画面

②合成したい実写を読み込む。

AEの画面

③雪っぽい適当なテクスチャー画像を読み込む。

少しザラザラとした質感の粉っぽい白いテクスチャーを選ぶと良いかもしれません。

AEのテクスチャー画面

ペンツールでランダムにお団子のようなイメージで球体をマスクで描く。

リアルな雪はやはり正円ではないので、少しブサイクな丸型になるようにしてみてください。

AEでパスを描く

④エフェクトパネルから、雪テクスチャーに「CC Particle World」を適用

Particle Typeを「Textured Quad Polygon」に設定
Texture Layerに雪のテクスチャーを指定し、マスクに変更。

AEのパーティクル調整
AEのパーティクル調整

この時点で雪っぽいイメージが高速で実写に合成されていると思います。

④雪が降ってくる始点を指定し、雪が降る速度を調整します。

●Producer雪の発生源
「Position」のXYを調整し、左上に雪が降ってくる中心を設定。
雪の範囲を広げるため、「RadiusのXYZ」を全て0.5程度に設定

AEのエフェクト調整

●Physics雪の落ち方
Animationを「Direction Axis」に設定
落ち方調整に「Velocity」を0.03程度へ
「Gravity」も0.03程度へ

●雪の大きさを調整
Birth Size…0.05
Death Size…1.15

これでほぼほぼイイ感じになってきましたが、
少し雪をリアルにするために、「グロー」を挿入して輝きを与えます。

AEのエフェクト調整

レイヤーを加算にして、実写になじませます。
透明度も50%程度にすると更に実写になじみます。
「ブラー(カメラレンズ)」を挿入し半径を0.1ほど入れます。

AEのエフェクト調整

はい。完成ですね!!

▼完成動画はこちらです。

スノーアニメーションの完成サンプル
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この記事を書いた人

Keiichi Takase

KIZUNA JAPAN株式会社 代表兼クリエイティブディレクター。 趣味:サーフィン、キャンプ、ゴルフ

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