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映像制作マガジン

KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2022年1月31日

メタバースと映像制作会社の働き方

メタバース

「メタバース」

話題のメタバースについて、少し考えてみました。
映像制作会社の働き方について、メタバースでどんなことが実現できるかです。

メタバースは色々な定義がありますが、
私の考えでは、『現実に限りなく近い、もう一つの現実世界』です。
つまり、現実世界と同じように買い物ができたり、住むことができたり、
仕事したり、恋愛することもできる。
自分の分身(アバターちゃん)が仮想空間の中にいて、様々なライフスタイルを送ることができる。

メタバース

寝ているときに、夢からさめたくないっていう時って誰でもありますよね。
素敵な女性とデートする夢とか…。成功者になっている夢とか…。
ただ、目覚めると、「なんだ夢か…」とガッカリすることがある。
それは、現実ではないから。

『メタバースは夢ではない。』
だから、理想と現実の間に、自ら立つことができると思っています。

メタバースの市場規模は超成長?

様々なIT企業が参入し、これからドンドン、新しいコンテンツが生まれる。
新しいメタバースワールドの中でビジネスも加速します。

「メタバースとは 仮想空間、28年に100兆円市場迫る」

引用元)日本経済新聞社

さあ、本題です。『メタバースで変わる映像制作会社の働き方』
ぶっ飛んだ話ではなく、比較的にすぐにできる・起こると思われる
メタバースでの映像制作会社での働き方を考えてみました。

▼仮にメタバース会議ツールを利用したケースで考えてみました。
ビジネスシーン先陣スタートをきったFacebook改め、Metaの「Horizon Workrooms」。

▼Horizon Workrooms

https://www.oculus.com/experiences/quest/2514011888645651/?locale=ja_JP

リモートより、指示を効率的に長時間化できる。

ZOOM等でのリモート会議は『Face to Face』の要素が非常に強く、
業務報告や短時間での指示系統、コミュニケーションには向いている
と思います。

しかし、5時間ZOOMでディレクターが編集マンに指示し続けるなんていうのは、
トイレで離席もできないし、見られてる意識が強すぎて、お互いめちゃくちゃストレスになります。
そして、流石にZOOM越しで、寝れないですよね。
眠いとか、気まずい時に、画面をOFFにしたりしますよね。

しかし、メタバースだったらどうでしょう。
アバターのディレクターが編集マンに指示をかけ、メタバース上でリアルタイム編集。
ディレクターが編集中にコーヒーでもすすりながら、指示を出していくスタイルだったら、
長時間接続でも少し気が楽じゃないかと思います。

メタバース空間

作業中にアバターディレクターが寝ていても、本気で怒る人はいないでしょう。
肩でもたたいて、「プレビューしてねって」、「起きろ!」って声かけも、むしろ面白い。
空間の中での、アバターをかました『Face To Face』であれば、緊張感から少し解放される気がします。

実践的「仕事の動き方」の伝授がしやすい。

実践的な現場シミュレーションがしやすい(と思われる)。
撮影現場のADは動き回ることが求められます。
実際の仮想空間で実践的に動き回り、誰の近くにいくべきか、どんな気遣いをするべきか、
つまり、何を今するべきかをVRゴーグルとハンドコントローラーを付けながらやれば、
頭ではなく、体で覚えることができる。

できるADアバターの動きを見ながら、実際の現場と同じように動いてみる。
仮想空間の中で実践的に人の動きを学ぶことができるわけです。
『とりあえず、俺にくっついてろ』と言われたら、ひたすら後ろを追っかける。
そして、これが、実際の現場に立った時、大きく活きるかもしれない。
リアルでは苦しいことも、仮想空間では楽しく学ぶことができるかもしれない。
言葉ではない、感覚的な動きを伝達伝授しやすいわけです。

BtoBが「もっと」繋がる。

SNSを通じた繋がりは基本的に、個と個です。
SNSで企業と企業が繋がることは少しイメージしづらいわけです。

だから、SNSのインフルエンサーマーケティングと言えば、
“企業が個人を広告媒体ととらえ、宣伝してもらう”みたいなやり方が主流ですよね。
企業のSNSで爆発的に影響力をもっている企業はあるでしょうか?
インフルエンサー企業はほぼないわけです。

しかし、メタバースの仮想空間であれば、企業対企業(B to B)でも、「あの企業に話を聞きたい。」
「この企業にアプローチしてみたい。」等の接点、はたまた、個人から企業への(C to B)の提案が
しやすくなると思うのです。

個人と組織を超越した空間ができるかもなんです。
その巨大な壁を取り払うことができるかもしれない。
これが私の予想兼希望です。

仮想空間での展示会等が常に仮想企業内ブースで起きていることをイメージしてください。
毎日が商談の場になっていたとしたら…。
リアルでは、一部上場企業にいきなりアポなしで入れてもらえる時代ではありません。

しかし、各企業が一般来客用のブースを仮想空間に常時構えていたらどうでしょう。
「自社に有益な提案がある方はこちらへどうぞ」って感じだったらどうでしょう。
受付アバターが数名いたら、実現できますよね。
繁盛店ならぬ、繁盛企業が空間にたくさんできるイメージです。
商談のために、メタバースのエントランスに人が並んでもいいじゃないかと。
リアルでは古いとされる飛び込み営業スタイルがメタバースでは歓迎される可能性がある。
「あなたが商談できるのは2年後です…」みたいなのも面白い。

リアルでは勇気がなくてできない飛び込み営業も、メタバースなら勇気が湧く。
勇気度に関しては、リアルを超える可能性の方が高い。

映像制作会社=コンテンツビルダー。大活躍するチャンス。

●メタバース空間内の街並みのデジタル広告制作。
●メタバース空間内の企業エントランスに飾るデジタル動画。
●メタバース内での自社コンテンツ動画の販売。
●メタバース内でのデジタル建物建築。
●メタバース内ショウルームからの様々な商談。

とにかくアイデア次第で、色々できるわけですね。

アバター社員も増えるでしょう。
仮想空間での社内恋愛とかも想像するだけで笑えます。

アイデアが無限大に広がるNEW WORLD。

メタバースは新しい新世界。
ゲーム等のエンターテイメントを飛び越え、ライフスタイル、仕事の一部になる可能性を秘めています。
さあ、新しい世界でどんな仕事ができるか?
ワクワクしかありません。

とりあえず、METAのQuest2をポチりましたので、到着次第、レビューしていきます。

VRゴーグル

▼Oculus Quest 2

https://www.oculus.com/quest-2/

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この記事を書いた人

Keiichi Takase

KIZUNA JAPAN株式会社 代表兼クリエイティブディレクター。 趣味:サーフィン、キャンプ、ゴルフ

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