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映像制作マガジン

KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2022年1月17日

【EDIUS 10 vs ADOBE PREMIERE】動画書き出し速度比較

動画制作の書き出し速度

映像編集ソフトの書き出しスピードを検証

今回は映像編集の書き出しにおけるスピードについて少し検証しました。
レンダリングスピードは作業時間と直結するため、映像編集ソフト選択時の非常に重要な要素かと思います。

【レンダリングとは】
Google先生等で検索すると、難しい解説が多々出てきます。
少し省いて、簡単にお話すると、映像編集を行い、プレビュー再生、MP4等に書き出しをする際に、
必要な処理と覚えておけば良いかと思います。

動画を書き出しする際、様々なファイルを1本化し、FIXデータを生成してくれるみたいな
イメージ理解で良いかと思います。

リアルタイムで再生がカクカクするような重たいデータも、
レンダリングをすることでスムースに観ることが可能になります。

レンダリング書き出し検証

検証するのは、
昔から、高速レンダリングと安定感が売りの『EDIUS』と
業界スタンダートとなりつつある『ADOBE PREMIERE PRO』です。

両方最新版の『EDIUS 10』VS『Premiere Pro 2022』です。

同PCでPSDフォトショップデータの黒30秒、
白30秒を交互に編集タイムラインに配置し、30分間のプロジェクトを書き出してみます。

皆さんも書き出しで一番使うであろうMP4で検証。
条件は同じ。同PCをそれぞれ書き出し前に再起動し、実施しました。

HDV1080Pのプロジェクトで、書き出しは同じ、CBRで12Mbpsです。
Premiereはメディアエンコーダーを連携し、書き出しを行います。

結果は…ビックリでした。

『EDIUS 10』…03:49秒
『Adobe Premiere Pro』…01:34秒

驚きました。
書き出し速度はプレミアの圧勝です。2倍以上の差を付けました。

書き出し前のIN/OUT間のタイムラインレンダリングに関しても検証すると驚きの差が出ました。

『EDIUS 10』…01:18秒
『Adobe Premiere Pro』…7秒

でした。

ハードウェアエンコードとソフトウェアエンコードの差なのか

上記結果に疑問がありました。
なぜここまで違うのか?リサーチを開始。ここからは少しPCファンの話かもしれません。
ちなみに私はPCはあまり詳しくありません。

ハードウェアエンコードとソフトウェアエンコード。
細かい話は抜きとして、ハードウェアエンコードは書き出しが速いが、
画質はソフトウェアエンコードの方が綺麗と言われています。

つまり、EDIUX 10もPremiereも同じハードウェアエンコードで書き出さないと
正確な速度比較にならないと考えました。

【上記検証PC】
CPU:Ryzen 9 3950X
●グラフィック:GeForce RTX 2080Ti

→RyzenはEDIUS10のハードウェアエンコードに対応してないらしい。
しかし、別のPCでIntelならいけるということで、TEST開始。

【別PC】
●CPU:Intel CORE i-9 9900k
●グラフィック:GeForce RTX-3070

でも確認しました。

更にIntelだったとしても、クイックシンクビデオに対応していないと、
EDIUS10でハードウェアエンコードできないとあったのですが、
上記は対応しているはずなのに、ハードウェアエンコード画面がEDIUSで表示されない。
なぜなのか…。
結論、分かりませんでした。
解決方法をご存じの方は是非、公開をお願いいたします。

いずれにしても、一般の方がこのあたりを理解し、
書き出し方法を模索するレベルにはこないわけで、
非常に難しい課題だと判断しました。

リアルタイムなら『EDIUS』というイメージで、とにかく安定感があり、
作業が早いというのがEDIUSのイメージでした。
実際、「EDIUS10」のパッケージにも、
「EDIUSほど快適に編集できるビデオ編集ソフトは他に存在しない」と記載があります。

edius_text

作業スピードはEDIUSは非常に使いやすく、弊社でもEDIUSが中心です。
それはショートカットが基本ワンタッチ操作…例えば分割CUTは「C」の一発。
Premiere等は2タッチ操作が基本…「CTL+〇〇」が中心です。
しかし、ショートカットのカスタマライズがPremiere等は効くため、
この操作性はすでに各社あまり変わらなくなってきているのも事実です。

EDIUSはもともと、日本が開発したソフト。
2008年、15年前の弊社設立時は編集操作性、安定感、レンダリング、APPLEのFINAL CUTより、
全てにおいて秀でていた記憶があります。
負けていたのは、トラディションエフェクト位だったはずです。

様々な買収等を経て、今はGrass Valley Canadaブランド。
絶対的なソフトウェアの安定性、快適性は絶対に死守してもらいたいなと思っています。

それぞれのアップデートが今後、どのように変化していくか。

楽しみで仕方ありません。

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この記事を書いた人

Keiichi Takase

KIZUNA JAPAN株式会社 代表兼クリエイティブディレクター。 趣味:サーフィン、キャンプ、ゴルフ

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