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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2020年4月30日

映画監督に学ぶ 1

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映画監督に学ぶ

皆さん自宅にいるときに何をしていますか?
僕はもっぱら、映画のDVDを観ています。

KIZUNA JAPANで働き、自分でディレクションもしていく環境に身を置いているので、好きな映画の監督について調べていこうと思います。
制作する映像の分野は違いますが、きっと自分のステップアップにつながるヒントはあると思います。
それではやっていきましょう!

デイミアン・チャゼル

さて、映画監督に学ぶ、第一弾はデイミアン・チャゼル監督についてです。
代表作、2014年『セッション』・2016年『ラ・ラ・ランド』・2019年『ファースト・マン』
『ラ・ラ・ランド』では史上最年少の32歳という若さで、アカデミー賞・監督賞受賞という、輝かしい実績を残しました。
そんな、彼の才能はどの様にハリウッドで花開いたのでしょうか?

彼は幼いころから映画が好きな子供でありかつ、映画と同じようにジャズに打ち込んでいたようです。ただ、ジャズでは一流になれないと思い、映画監督の道へ進んでいきます。
彼を一躍有名にした作品『セッション』は一流のジャズドラマーを目指す学生と、学生に対してスパルタ教育を行う鬼教官のお話。
その次の『ラ・ラ・ランド』はジャズバーのオーナーを夢見る男と、女優を目指す女のお話。どちらもジャズの要素が含まれていて、彼の経験が活きた作品だと思います。

また、『セッション』では長編映画を作る資金調達に苦労して、『セッション』制作前に18分の短編映画を公開し、その映画が評価され、『セッション』の制作費を調達することが出来た経緯があります。

成功の理由

なぜ、チャゼルは監督として成功出来たのでしょうか?
簡単な分析にはなってしましますが
「好きであること」×「経験を活かす」これを作品の中に反映させることが、周りの感情を動かす条件の一つなのかもしれません。
さらに彼の凄いところは、問題の解決と自分の才能を周りに証明するということを同時にやってのけた事だと思います。18分の作品で長編映画一本作るほどの資金を集められるって、尋常でないですからね。

最後に、先にあげた3本の映画、私は全部に共通したテーマがあると思っています。
それは「成功するためには、何かを犠牲にしなければならない」ということです。
それぞれの映画で、何で成功し、何を犠牲にしたのか。実際に観て感じてください。
映画で成功するためにジャズを犠牲に…この経験も映画の反映させた結果、このような監督性につながったんでしょうか?
僕は何で成功して、何を犠牲にするんですかね…?
ということで、中野でした。

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KIZUNA JAPAN STAFFによる記事です。

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