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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2019年3月26日

【AE】飛び込みアニメーションはスケールか位置か?比較してみた【チュートリアル】

AEロゴ画面

さて、本日はアフターエフェクトの似て非なる動きについて解説していきます。

手前画面外から、飛び込んでくるアニメーションを考えてみましょう。

飛び込みを最速で作るには2種類の手があります。

その1:スケールのアニメーションを組む

画面外ということでスケールを3500%→100%→90%のようなアニメーションを組んでみました。飛び込みまでのスピード感を付けたいので、3500%→100%のアニメーションにイーズアウトをかけてみました。

その2:3DレイヤーにしてZ軸の位置アニメーションを組む

まずは文字のレイヤーを3Dに変換。Z軸プラス方向に2000ほどの位置から0に向かってアニメーションを組み、同じようにイーズのアニメーションを組みます。

いかがでしょうか。

2つを比べると、Z軸移動の方が自然なアニメーションに見えます。

文字に限らず色々なオブジェクトで試してきましたが、飛び込みが自然に行くのは圧倒的に3DのZ軸移動です。

スケールは100%までのアニメーションは綺麗に行くのですが、それ以上の大きさになるとどうもアニメーションが自然になりません。

飛び込みをスケールで組むときは、1000%→100%→110%で、かつイーズ無しの状態を作るのがいいと思います。

1000%→100%はあまり長い時間を取らず、10~15fほどで十分でしょう。

本日はスケールと位置のアニメーションを比較してみました。

同じことをしているように見えても、作り方を変えるだけで大分アニメーションが変わるものです。

次回は線アニメーションの違いも比較してみましょう。

本日はここまで。以上、前澤でした。

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この記事を書いた人

前澤 嶺太

2017年入社 クリエイティブディレクター リーダー KIZUNA JAPANでは主にCGやグラフィックを担当。 動画大好きなYoutube中毒者。目指すはデジタル魔法使い!

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