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映像制作マガジン

KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2019年2月26日

【AE】写真を3Dっぽく動かす【チュートリアル】

AfterEffectsの画面

さて、本日は2次元の1枚の画像を3Dのように 動かしてみます。

フォトショップでもできることなのですが、今回は少しレイヤー構造を複雑にしたかったので、アフターエフェクトで行っていきます。

まず、素材を用意しましょう。背景が少しボケていて、手前のモノを映し出しているような画が最適です。

今回はこんな画像を選んでみました。

parallax_photo_01

さて、この状態でphotoshopを開いてパーツを分けていきます。

ペンツールで境界をなぞり、選択範囲を作成して、レイヤーをコピーしてカットをします。

レイヤーをカットすると背景色が見えてしまって気になることもあると思います。

そんな時は、photoshop CC 2019から導入された、「コンテンツに応じた塗りつぶし」を使ってみてください。周りの近似色で穴の開いた部分を塗りつぶしてくれます。

今回は、背景、少年、少年の手、マイクの4つで区切りました。(分かりやすいように適当に色相をいじりました)

parallax_photo_02

この状態で、アフターエフェクトに読み込んでいきます。

アフターエフェクト上では3Dレイヤーとして扱っていきます。

まずは写真を3Dレイヤーに変換。適当に距離差をつけます。

parallax_photo_03

距離差を付けたら、カメラを作成。ヌルと紐づけて操作しやすくします。

nullオブジェクトのZ軸をいじって奥から手前に動くアニメーションをつけてみます。

これにて既に完成形なのですが、カメラのフォーカスをいじったり、パーティクルでレンズフレアを追加してあげることでより3D感を出すことができます。

parallax_photo_04

これが完成版です。

parallax_photo_comp

いかがでしたでしょうか。ここ最近、写真素材を使う案件も非常に増えてきております。意外と簡単な操作でサラッといいものが出来上がるので、ぜひ試してみてください!

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この記事を書いた人

前澤 嶺太

2017年入社 クリエイティブディレクター リーダー KIZUNA JAPANでは主にCGやグラフィックを担当。 動画大好きなYoutube中毒者。目指すはデジタル魔法使い!

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